あの日曜劇場『半沢直樹』の続編がTBSドラマで帰ってきました!
前作に続き、池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズを原作として、今回は『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)の映像化に挑むシリーズ2!
この記事では、日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』のあらすじ・感想・ネタバレ、そしてこの動画を無料視聴する方法などをまとめていきます。
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日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』のはじめに
TBSでは2020年に放送する日曜劇場枠(毎週日曜よる9時〜9時54分)にて、「半沢直樹」の続編を放送することが決定いたしました。前作に続き、池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズが原作で、今回は『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)の映像化に挑みます!
主演を務めるのは堺雅人。映画、ドラマ、CMなど様々な分野で活躍を続ける堺が、満を持して続編に臨みます。
東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、大阪西支店融資課長から本部営業第二部次長に転じ、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた前作。今作は、その半沢が出向先の東京セントラル証券に赴任するところから物語が始まります。
果たして、半沢直樹は出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか!? 型破りのバンカー、半沢直樹の新たな伝説が、令和の歴史に刻まれます!!
公式より引用:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第1話のあらすじ
東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹(堺雅人)。しかし、大和田常務(香川照之)の不正を暴き糾弾したことが原因となり、中野渡頭取(北大路欣也)から、子会社である東京セントラル証券へとまさかの出向を命じられてしまう。
こうして出向先の東京セントラル証券・営業企画部長となった半沢。扱う金融商品企画はどれも銀行時代とは比べものにならないほど小さなものだった…それに加えて、親会社の銀行からは不良案件を押し付けられる始末。さらに、銀行からの出向組に対するプロパー社員たちの不公平感は根強いものがあり、反骨心と確執が渦巻いていた。
一方、大和田は、敵対していたはずの中野渡頭取派に華麗に転身、保身のために組織を利用し新たな地位を築いていた。さらに、大和田の忠実な部下である証券営業部長・伊佐山泰二(市川猿之助)もまた、“半沢潰し”を目論んでいた。
公式より引用
第1話を見たネタバレ感想
伊佐山が冒頭で尊敬する大和田を土下座させた半沢直樹を絶対に追い落とすと豪語していたシーンに、これから波乱が半沢に降りかかると感じられ興奮して見始められました。偽装メールで伊佐山が惚けていた終盤で、半沢が名台詞のやられたらやり返す倍返しだと言い放ったのも聞いていて凄く気持ちが良く、懐かしさと共にこれが半沢直樹という主人公だったなァと感じられ次回が更に楽しみになりました。
大和田の土下座から始まり、副頭取と伊佐山の企みに半沢たちがどう対応していくのかが実物。電脳雑伎集団のスパイラル買収計画に対し、時間外取引により、東京セントラル証券は窮地にたたされる!東京セントラル証券に誇りを持てなくなった人たちの裏切り行為もあり、事態は混乱を極める。スパイラル瀬名社長と森山の信頼関係の描写や、半沢たちを支える女性たちも何か緊張から緩和される、ホッとした気持ちになる場面だ。
東京セントラル証券へ出向となった半沢ですが、電脳雑技集団からのスパイラル買収案件に関しての相談を受けます。しかし、親会社の東京中央銀行に案件の乗っ取り工作をされてしまいます。裏切り者を突き止め、半沢は糾弾をします。しかし、伊佐山の手により証拠メールが握り潰されてしまいます。ここで、半沢の「やられたらやり返す、倍返しだ!」の名セリフが発動します。7年ぶりの続編、また満を持してのセリフ発動ということで、興奮が止まりませんでした。
まさかの出向になっていてとても驚きました。不遇の扱いを受けていますし、かなり可哀想に思いました。原作と違い、大和田常務が出てきて、大和田常務のファンでもある私は大変面白かったです。出世にまつわるドロドロした下克上や寝返りは、現実社会では嫌ですがドラマではいい味をだしてくれてる感じで興味深いです。ストーリーとしては、IT企業が買収される展開でしたが、50%超をめぐる争いで、ライブドアが日本放送を買収する事件を思い出す内容で楽しかったです。
前作で出向になった半沢直樹は、東京セントラル証券の営業企画部長となっていた。華のバンカーとは違い、出向先では銀行から押し付けられる小粒案件を扱わされていた。そんな中東京セントラル証券に大型案件が舞い込んでくるも親会社の東京中央銀行に案件を横取りされてしまう。。帰ってきた半沢の懐かしさ、いつもどおりいる大和田、そして新たなキャラなどとても見ごたえある1話でした。
子会社に出向になった半沢直樹は、前作のようなすぐに上司に楯突く血の気の多さが皆無だった。その上、おじさんと言われることにショックを受けるという情けなさを見せたところがかなりインパクトがあった。また、同級生の瀬名の活躍を目の当たりにして、自分の現状に卑屈になってしまう森山の姿もリアリティがあって良かった。でも、一番いいところを持っていったのは、序盤から大和田のコピーのような言動で強烈なインパクトを放っていた伊佐山だ。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第2話のあらすじ
東京中央銀行に大型買収案件を横取りされた半沢(堺雅人)は、部下の森山(賀来賢人)とともに銀行に逆襲を誓うが、依頼主である電脳雑伎集団・副社長の美幸(南野陽子)たちからは全く相手にされず追い返されてしまう。そこで、電脳の買収相手であるスパイラル社長の瀬名(尾上松也)に再度アプローチを試みるが…「銀行の子会社なんか信用できない」と拒絶され、八方塞がりに。
一方、半沢たちを裏切り銀行に戻った三木(角田晃広)だったが、希望していた営業ではなく、伊佐山(市川猿之助)や諸田(池田成志)から雑用ばかり言いつけられる不遇な毎日を過ごしていた。
瀬名は太洋証券の広重(山崎銀之丞)のアドバイスにより、新株発行でこの難局を乗り越えようとしていた。その新株の買取先・ホワイトナイト役に名乗りを上げたのは、なんと瀬名の憧れとも言うべきIT業界のカリスマ・フォックス社長の郷田(戸次重幸)であった。
しかし、そこには巨大銀行の新たな罠がしかけられていて…。
公式より引用
第2話を見たネタバレ感想
伊佐山に次いで太洋証券の広重までが実は伊佐山や電脳の平山夫婦と裏で繋がっていた内容に、誰が味方で敵かも分からない先を読ませない展開に感じてハラハラしながら見られました。半沢の部下で東京セントラル証券の森山とスパイラルの瀬名が中学時代の同級生で剣道部員同士と分かった内容も、何かしら縁を感じられる内容でこの二人の熱い友情がスパイラル防衛策となりそうだと強く感じられた伏線に思えた2話でした。
東京証券と中央銀行の全面戦争序章から始まり、最後は爽快さ満点‼︎三木の不器用さがスリルも感じ、契約決裂、大逆転の展開に心がスッキリする!誰が誰を裏切っているのか、まだまだ闇は深いが、徐々に全貌が見え始めていく。
前話にて東京セントラル証券の情報を流出させた一員である三木の機転により、半沢は決定的な情報を入手し、不正をしていたフォックスと太陽証券を追い詰めるのでした。三木演じる東京03の角田の演技がコミカルかつリアリティを感じさせるもので、三木の行動が諸田にバレそうになったときの展開は手に汗握るもので、非常に魅力的でした。また、2話にして話が非常にスピーディーですので、見逃せない展開となりました。
三木さんのダメな雰囲気ですが、ズルいことがシャープに出来るキャラが良かったです。駆け引きもうまく表現されていて大満足でした。時間が迫る中での契約はいつ見ても緊迫感があって最高です。半沢がスパイラル社と契約を結んで盛り返すストーリーがワクワクして楽しかったです。
1話で親会社に大型案件を横取りされた東京セントラル証券。再提案を申し込むも相手にはされなかった。打つ手のなくなった半沢たちであったが、部下の森山が大型案件で買収先に指名されていたスパイラルの瀬名社長に必死に会いに行く。。足を使って熱意を伝える森山に心打たれるシーンがとても多いです。また半沢は自分の部下に対して厳しく接するのでなくやる気を出させるマネジメントをしておりとても勉強になります。
伊佐山に掌返しをされて、全くいいところなしの大和田だったが、いきなりの「おしまいDeath!」という面白発言で、存在感を取り戻した感じがした。まさかの半沢との共同戦線か?という期待もあったが、簡単に首を縦に振らないところが、半沢の恨みの根の深さを感じさせた。そして、スパイラルに手を差し伸べたはずのfoxも、アドバイザーのはずの広重も、よってたかって瀬名を追い込もうとした理不尽さにモヤモヤしてしまった。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第3話のあらすじ
電脳の買収相手であるスパイラルとのアドバイザー契約を正式に結び、親会社・東京中央銀行と全面戦争へと突入した半沢(堺雅人)。銀行の卑劣な買収計画からスパイラルを守ることには成功したが、依然ピンチであることに変わりはなかった。そこで半沢が次の手として瀬名(尾上松也)に提案したのは、なんと「逆買収」だった。
だが、そんなある日、突然、セントラル証券に証券取引等監視委員会が立ち入り検査にやってくる。半沢の目の前に現れたのは、黒崎駿一(片岡愛之助)だった。黒崎が一体なぜ? 黒崎のターゲットはいったい何なのか? さらに、タイミング良く検査のことがニュースで報じられ、半沢は裏で伊佐山(市川猿之助)だけでなく、三笠副頭取(古田新太)が糸を引いているのではないかと推測する。
一方、パソコンからゴミ箱の中まで徹底的に検査を進める黒崎は、ついにクラウド上の隠しファイルに迫ろうとしていた。もし、半沢たちが水面下で進めている逆買収の計画が見つかってしまうと、すべてが水の泡と化す。半沢から連絡を受けた瀬名は、すぐさま高坂(吉沢亮)に指示し、データを消去しようと試みるが…。
果たして半沢はこの危機を乗り切ることが出来るのか?
公式より引用
第3話を見たネタバレ感想
逆買収という秘策を考えた半沢直樹の次から次へと手を打つ頭の良さに感心させられながら見ましたが、フォックスを悪い噂で突き崩すだけかと思いきや、スパイラルの瀬名と手を組ませ味方に引き入れた作戦に驚き、更にアメリカのマイクロデバイスという巨大企業まで水面下で味方につけていた反撃に自分の事の様に嬉しく興奮して見られました。伊佐山の悔しがる姿もとても痛快だった回でもありました。
遂に黒崎が返り咲きした第3話。フォックス買収計画書探しに緊張したが、フォックス社長さんの言葉で大逆転。また瀬名社長のフォックス郷田社長さんへの尊敬と気持ちが伝わり、感謝と恩返しという回になっている。
前作から続いて黒崎が登場します。半沢は絶体絶命のピンチに陥りますが、半沢直樹の面白い点は、絶体絶命の状況になったときに、いかにして状況を打開し、すっきりとできるかという点だと思いますので、スカッとして気持ちの良い逆転劇でした。しかし、東京中央銀行の追加融資の話が上がり、またしても絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。ピンチと逆転の連続で、今話も一秒たりとも目が離せない展開でした。
今回も息を飲む展開で、時間があっという間に過ぎましたが、勢いもありましたし、大変盛り上がりました。俳優さんが印象に残る顔芸で、セリフを言ってくれるので尚更盛り上がりました。金融庁の黒崎さんが強烈なキャラクターですので大満足できました。ストーリーは、半沢達の機転によってトラブルを乗り越えたくだりが、かっこいいと思いました。見終わっても、何度もそのシーンを思い出して楽しみました。
なかなか倍返しのできない半沢が、黒崎にギリギリまで追い込まれるという、まさかの大ピンチ。いきなりの直樹呼びに、監査中の替え歌とか、焦ってるのか余裕かましてるのかわからない奇行の数々に笑いが止まらなかった。そして、満を持して高坂の神業が炸裂。相変わらずの綱渡り感にハラハラさせられたが、これぞ半沢直樹という感じでスカッとした。伊佐山がやはり大和田の子飼いだったというどんでん返しも良かった。
スパイラルの瀬名社長とアドバイザー契約を結んだ東京セントラル証券。そんな或る日、半沢の敵の1人黒崎率いる証券取引等監視委員会が立ち入り調査にやってくる。黒崎は徹底的にセントラル証券を調べ焦る半沢。そんな中再びセントラル証券、スパイラルの若手が活躍する。このドラマのいいところは主人公だけが活躍するのでなく、主人公の下の世代が活躍するところだ。そのためどの層が見ても面白いドラマになっていると言える。過激だが今回も勉強させられる1話であった。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第4話のあらすじ
半沢(堺雅人)たちの作戦によって、フォックスの逆買収に成功したスパイラル。だが、このままでは面子がつぶれてしまう東京中央銀行は、三笠副頭取(古田新太)の後押しによって、スパイラル株を買収するために電脳への500億円もの追加融資を強引に進めようとしていた。
卑怯にも、強大な資金力にモノを言わせ強引に決着をつけようとする銀行に、もはや絶体絶命の半沢。そんな中、半沢は電脳の収益に不透明な部分があることに気づく。財務担当の玉置(今井朋彦)に接触を図るが、彼は口封じのために電脳を追われてしまう。玉置はいったいどこに消えたのか?
予断を許さない状況が続く中、渡真利(及川光博)から、まもなく半沢の出向先が正式決定する、という知らせが入る。動揺する森山(賀来賢人)に「人事が怖くてサラリーマンが務まるか」と力強く語る半沢だが、このままでは万事休すとなることは確実だ。これ以上、打つ手はあるのか——。
ついに覚悟を決めた半沢は最後の望みをかけてある人物に会いに行く——。
銀行、電脳、半沢、最後に勝つのは一体誰か!?
すべての真相がまもなく明かされようとしていた。
公式より引用
第4話を見たネタバレ感想
500億円の追加融資を三笠副頭取が大和田を巻き込んで半沢が一体どうやって反撃するのだろうかと、これまでにない窮地にドキドキしながら見ました。玉置親子が絡む電脳電設での裏に隠された電脳雑伎集団の粉飾決算をよく半沢は暴いたなァと崖っぷちの半沢のしぶとさにも改めて感心させられながら、同時に三笠も家族の為に裏で金をもらっていた事も暴き出しスッキリしましたし、一時的に大和田と半沢が共闘したのは昨日の敵は今日の友的な感じで面白い4話でした。
まだまだ闇が深く、裏切り行為が続く中徐々に全貌がみえて来る。大和田と半沢のまた違った関係も面白い。ゼネラルの町工場で、製品へのほこりと自信を持って一緒懸命働く方たちが巻き込まれた水増し計画。裏の事情が明るみになり、最後は爽快感抜群‼︎
前話からの疑問点として、「なぜ電脳は東京セントラル証券に買収の話をしたのか」という点がありましたが、ラストでは電脳の粉飾決済を半沢が看破し、伊佐山に裏切られた大和田と共闘することで、伊佐山・電脳雑技集団・三笠副頭取の3者をぎゃふんと言わせる展開に、ハラハラドキドキでした。前作の敵との共闘は胸が熱くなる展開でした。半沢は今回の案件に決着をつけることができました。
大和田常務とのやり取りが大変面白かったです。「土下座野郎」「死んでもやだね」など今回も印象に残るセリフを聞く事が出来ました。仕事は自分のためにしていないか?大和田常務みたいになるよ、仕事は客のためにするもんだと語るところが、私の心にジーンとしました。明日から反省して心を入れ替えて仕事をしようと思いました。いろいろと考えさせられるお話でした。
ついに第一章が結末を迎える4話。親会社の東京中央銀行VS子会社東京セントラル証券の争いも最終章に。資金力でゴリ押しをしようとした東京中央銀行に対して、事実と少ない手がかりから穴を探した半沢。最後の最後まではらはらする展開出会ったが、ここで半沢は憎き大和田と手を組むことを選ぶ。犬猿の仲であるがそれぞれの利益のために手を組むというビジネスマンらしい冷静さが垣間見れた1話であった。
伊佐山の更なる掌返しにかなり翻弄させられた。そして、ここにきてまさかの半沢と大和田の協力体制という胸熱展開に、ドキドキが止まらなかった。さらに、序盤の予想通り、あっさりと三笠に切り捨てられ、半沢に謝罪を求められた伊佐山にかなり大和田のデジャヴを感じた。彼もまた、歌舞伎調のためまくりの謝罪で、もはやギャグにしか見えなかった。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第5話のあらすじ
IT企業・スパイラルの買収劇をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止めた半沢直樹(堺雅人)は、東京中央銀行を救った立役者として本店への復帰を果たした。だが復帰早々、中野渡頭取(北大路欣也)から直々に破綻寸前の帝国航空の再建を任される。
帝国航空は日本の空輸を担い、まさに国を代表する大企業だが、近年の経営状態は決して芳しくない。しかし、労働組合やOBの力が強いため大胆な改革もままならず、もはや身動きが取れなくなっていた。
そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井亜希子(江口のりこ)が会見で帝国航空の大胆な改革を華々しく提案する。彼女によれば、弁護士の乃原正太(筒井道隆)をリーダーとした直属の再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に、一律7割の債権放棄を検討しているという。
もしこのプランが実現すれば、東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放さなければならなくなってしまう。半沢は何としても帝国航空を自力再建させるため、帝国航空へと乗り込むが、そこには一筋縄ではいかない巨大な壁が待ち受けていた…。
公式より引用
第5話を見たネタバレ感想
帝国航空の債権放棄を迫られた半沢達が、どうやって白井大臣やタスクフォースの乃原と渡り歩くのか非常に見応えを感じながら見ました。永田が木滝と共に丸岡商工に便宜をはらい金を受け取っていた無駄金を暴き、説明会で惚ける永田を大岡裁きみたいに一番不必要なコストはお前だと半沢が断罪したのは見ていてスカッとするシーンで、やっぱりこのドラマは面白いなァと感じられ次回も楽しみになった5話でした。
東京証券と中央銀行の全面戦争序章から始まり、最後は爽快さ満点‼︎三木の不器用さがスリルも感じ、契約決裂、大逆転の展開に心がスッキリする!誰が誰を裏切っているのか、まだまだ闇は深いが、徐々に全貌が見え始めていく。
前話ラストに東京中央銀行へ栄転となった半沢は、帝国航空の再生タスクフォースとの闘いに身を投じていくことになります。政府からの債権放棄を突き付けられ、またしても絶体絶命の半沢ですが、そんな中、帝国航空の役員である永田が不正をしている証拠を突き止め新章いきなりの倍返しが発動します。政府VS半沢の行方はどうなるのか、第6話以降も目が離せない展開になることを期待しています。
今回は情報のリークが多くて、現実社会でも情報のリークが多いのではないと思えて、なんか日本社会が心配になりました。人は、金銭が絡むと欲が出て無茶苦茶するなと感じました。社内が一致団結となってやる気が出たくだりが、ストーリー的に一番見応えがありました。関西小劇場の俳優さんたちが良い演技をしてくれて、大和田常務と同じくらい面白かったので楽しく見る事が出来ました。「あなたから腐った肉の臭いがする!」が気に入ったセリフです。半沢直樹が大活躍して主役を取り返したような印象でした。
ついに東京中央銀行に返り咲いた半沢。しかし最初の担当案件は潰れかけの帝国航空の再建であった。国から7割の債権放棄を求められる中、500億の損失を出しまいと半沢は帝国航空自力での再建案を練るためにしっかり観察する。しかし帝国航空の中にも半沢の動きを好かないものがいて・・・半沢直樹のいいところは、自分で現場に赴いて、自分で会社を見極めるところだ。その姿勢は見習いたい
前半に比べると、敵の存在感が少しインパクトに欠けると思った。前回で大和田は一瞬半沢と和解したように見えたのに、あえて失敗を誘うような難題に誘導するとか、やはりラスボス感が抜けていなかった。だけど、半沢にちょっかいをかけるもガン無視されてしまう大和田の姿には、かなり笑いを誘われた。もはや、大和田はギャグ要員なのか。でも、土壇場で牙を剥きそうな気もする。ここにきて、スパイ感を出した智美もかなり気になった。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第6話のあらすじ
帝国航空を立て直し、何としても政府の要求する500億の債権放棄を拒否したい半沢(堺雅人)。自らの目で、現場で働く人々を見て何とか再建案を作り上げた半沢たち。
しかし、政府直属の再建検討チーム「帝国航空タスクフォース」のリーダー・乃原正太(筒井道隆)は、そんな半沢たちの努力をあざ笑うかのように、再建案を白紙に戻すと容赦なく告げる。その強引かつ高圧的な態度に半沢は反発し宣戦布告。両者は激しく衝突する。
一方、半沢の作成した再建案は帝国航空内でも暗礁に乗り上げていた。赤字路線の廃止、徹底的な経費削減、そして約1万人もの余剰人員の整理など、どれも大きな痛みを伴うことは必至であり、中でも整備士ら専門職は異業種への転職を断固拒否。彼らへの対応に日々追われる財務部長・山久登(石黒賢)はすっかり疲弊していた。
そんな中、乃原から政府に楯突く半沢の態度を聞いた国土交通大臣・白井亜希子(江口のりこ)は、なんと大臣自ら銀行に乗り込んでくる。この異例の事態に紀本(段田安則)も大和田(香川照之)も、そして中野渡頭取(北大路欣也)までもが、政府の脅威を実感するのだった。
そして、銀行には再びあの男の姿が。黒崎駿一(片岡愛之助)である。急遽始まったヒアリングで、帝国航空を巡るある重大な過失が発見されて—
公式より引用
第6話を見たネタバレ感想
帝国航空が自力再建可能と判断した半沢は、政府が無理やり推し進めようとしているタスクフォースを拒否する。なかなかの勇気でほれぼれしますが、自ら帝国航空の再建案実行に向け奔走する強い信念が、あらゆる場面からひしひしと伝わりしびれます。また、敵は政府だけでなく、身近なところに。過去の帝国航空担当である曽根崎が当時の金融庁調査で偽りの資料を提出していたというまさかの展開に驚きです。最終的に曽根崎の不正を暴き、頭取に土下座で謝罪させる場面は過去の大和田常務や伊佐山の謝罪する姿と重なり気分爽快でした。
一方、帝国航空では、半沢が出した再建計画の余剰人員の補修が行き詰まっている。労働組合の反対で疲れ果てている財務部長の山久さん。彼の友人も引退者を受け入れていますが、残っているプレイヤーは数百人にすぎません。今まで、リストラのために再建に飢えていました…半沢の期待通り、彼は彼に受け入れの星を与えました。受入企業であるスカイホープ航空の受け入れについては多くの話があるが、「本番出資銀行は政府系金融機関としての借入を受け入れる」と突き刺されている。
帝国航空再建に向けて尽力する半沢の姿がとてもカッコ良い回でした。タスクフォースからの理不尽な要求に対して、毅然とした態度で首を縦に振らない姿は、自分も同じサラリーマンとして見習いたいと思いました。金融庁の黒崎との対決シーンも緊迫感があって面白かったですし、その後のストーリー展開もよかったです。帝国航空の前担当であった審査部の曾根崎の嫌らしさに対しても負けずに、真摯に仕事をする半沢の姿も良かったですし、最後に頭取との面談の場で見事に逆転する展開はこれまでと同じく、見ていてとても気持ちが良かったです。更なる裏切り者が誰なのか、そしてタスクフォースとの対決はどうなっていくのか、次回が益々気になる回でした。
政府の債権放棄を拒否し、帝国航空を自力再建させると決意する半沢は、帝国航空の役員幹部と共に健闘します。人員削減が最大の課題であり、担当役員の山久が頭を悩ましている中、東京中央に金融庁がきて、例のごとく黒崎による尋問を受けます。黒崎の登場はいつ見てもワクワクしますし、オネェ言葉も面白いです。黒崎からの厳しい指摘に苦しみ、どう立ち向かうのかはハラハラします。曽根崎がそれは帝国航空のミスだと主張し、帝国航空の山久も認めたため、窮地を脱しますが、事実隠蔽のために山久に甘い言葉をかけ、裏取引していたことを半沢は察知し、熱く山久を説得し、その証拠をつかみます。それを以て、逆に曽根崎を追い詰め、成敗するところは今回も非常に気持ちが良かったです。ただ、その黒幕には大和田か木元がいるのでは、ということが示唆され、気になるところです。
政府の再生タスクフォースに対抗するべく、半沢は帝国航空の再建案を練り直します。そんな中、刺客として金融庁の黒崎が送り込まれます。一時はかいくぐった半沢ですが、前担当の曽根崎の言動を怪しみます。調査を続ける半沢は、曽根崎が実は政府と内通している人物からの命令で動いていたことを突き止めました。この時の大和田・紀本の曽根崎に対する圧力は、息を呑む場面で片時も目が離せませんでした。半沢は見事曽根崎の陰謀を阻止し、帝国航空再建への案を導き出しましたが、政府によってまたも握り潰され、曽根崎へ指示を出した内通者の存在も不明となってしまいました。政府と裏で繋がっており、曽根崎へ指示を出した内通者は一体何者なのか、次話以降も目が離せない展開でした。
昔の部下が、自分の上司を助けたいのと企業を守りたいという気持ちで自分の担当の会社に働きかけてくれたところを見て、「これが仕事の面白さなんだよな」となんだか心がほっこりしました。また、証券会社のときにはまだまだひよっこで若いなと感じるシーンもあったのに、半沢に憧れてしっかり働いている姿は格好良いと思いました。また、全担当が帝国航空の担当者を騙しているシーンではいらっとしましたが、半沢がしっかり解決していたのでスカッとしましたね。ただ、悪役が仲間にもいるところも分かりぞっとしました。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第7話のあらすじ
帝国航空の立て直しを進める半沢(堺雅人)。しかし、余剰人員の受け入れ先として東京セントラル証券の森山(賀来賢人)と共に計画を進めていたスカイホープ航空の新規路線の認可が突然、却下されてしまう。
金融庁から業務改善命令が発出され、金融庁長官に頭を下げる中野渡頭取(北大路欣也)の姿が一斉に報道されたことにより、東京中央銀行に対する世間の風当たりは益々厳しいものとなっていた。
これらの出来事を裏で動かしていたのは、国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)だった。本気を出した政府の容赦ない圧力に追いつめられていく半沢。だが、それにしてはタイミングが良すぎる。政府に行内の情報を流している裏切り者は、紀本(段田安則)なのかそれとも大和田(香川照之)なのか…。
そして、債権放棄への回答期限である「タスクフォース合同報告会」の日が刻々と迫る中、半沢は、最後の望みをかけて、開発投資銀行の谷川(西田尚美)の元を訪れる。
果たして半沢は裏切り者を見つけ出し、倍返しへの糸口をつかむことが出来るのか!?
公式より引用
第7話を見たネタバレ感想
1担当者だった曽根崎一人で大それた不正ができるはずがないといつもの鋭い勘を働かせ、背後の裏切り者を暴き出すと気迫の表情に見ている側もドキドキします。黒幕だった紀本常務の発言により役員会議で多額の債権放棄で話をまとめられそうになり、なんとか主力の開発投資銀行に準ずるという文言を取り付け債権放棄への回答期限であるタスクフォース合同報告会に臨みます。結果は各銀行の担当者がバンカーの意地を見せ一発逆転。開発投資銀行担当者の谷川の小さなガッツポーズがグッときます。
どうやら、政府と通信する裏切り者が銀行にいる。気にしない政府からの多くの圧力のなか木本、大和田をはじめ、銀行内でも、借金免除を受け入れるしかないという声が高まっている。政府後援の合同報告会の前に、理事会が開かれ、債務放棄を受け入れるかどうかが決定され大和田は裏切り者を暴露するためにここで劇を演じます。借金の返済を拒否するというハンザワの意見に同意するように皆を励ましていた。
いよいよタスクフォース、白井大臣との対決がメインで描かれた回で見どころが満載でした。白井大臣と直接顔を合わせても負けない姿勢を見せる半沢の姿は相変わらずカッコ良かったですし、緊迫した役員会のシーンから最後のタスクフォースとの全体説明会のシーンまで、見事なストーリー展開でした。役員会のシーンでは宿敵である大和田が完全に敵だと思いつつ、途中で半沢の味方になったのは意外でもあり、とても面白かったです。半沢と大和田のやりとりは独特の個性のぶつかり合いで、とても面白いですし、さすがのお二人の演技力でした。最後に銀行側が逆転する展開も気持ち良くて、見ていてスッキリしました。次回はいよいよ大物政治家との対決に入っていくので、半沢がどのように戦っていくのか、まだまだ見どころ満載なので、これからも楽しみです。
帝国航空の人員削減案としてスカイホープ航空に受け入れて貰えるように話をつけていたが、白井大臣が突然スカイホープの新規航路申請が却下されるというのは流石徹底的にやる女性だなと感心しました。政府の債権放棄要請を飲むかどうかの判断期限が近づき、東京中央銀行内での役員会議が行われるのですが、大和田が演技を踏まえて賛同するのは面白かったです。木元が最後まで反対したことで裏切り者確定なのですが、半沢と開投銀の谷川のバンカーとしての正義が勝り、両行とも拒否するシーンは想像ができていたが気持ちよかったです。
前話にて、銀行内に裏切り者がいることを悟った半沢ですが、決定打を見つけられません。政府のタスクフォースに従うか、拒否を申し出るか、役員会が開かれます。大和田の演技により紀本が裏切り者だということが判明するシーンは、大和田の底力を感じ、半沢との共闘となり胸が熱くなりました。紀本も負けておらず、「開発投資銀行が拒否を申し出るか否か」の動向により、決定するという条件付きでのタスクフォースに従う案で可決されました。最終的には、開発投資銀行が政府からの圧力を拒否する形となるのですが、自分の信念を貫いた谷川の勇気と、ガッツポーズに力をもらいました。銀行連合軍VS政府という構図ができあがり、ますます見逃せない展開となりました。
見ていて国土交通大臣に対して、腹が立ちすぎました。まず自分の人気をあげたいからといってなんとしてでも銀行の考えを潰そうとするところに叫びたいほどイライラしました。現実にはあり得ないと思いますが、飛行機の新しい便の許可を出さないなんて職権乱用も良いところだと思いました。そのぶん、最後の銀行の勝利のシーンで悔しそうに髪をぐしゃぐしゃにしているところは「良くやった!」という気持ちになりましたね。銀行員がルールを変えて仕事をしたところは本当に格好良かったです。あと個人的に、大和田さんがやっぱり味方でほっとしました。
半沢が前回債権放棄を拒否したことにより、紀本常務が問い詰められますが、箕部から頭取に圧力がかかり、切り抜けます。箕部はなかなかの悪の爺さんだと思いました。箕部が債権放棄を撤回させる策をなにか考えていると考え、その策を探ります。大和田と半沢が紀本を探るためタッグを再度組もうとして、大和田がおねがいしゃすというシーンは笑いました。紀本常務が感づいて半沢たちを問い詰めますが、タブレット福山の介入によってなんとかその場を収めます。久しぶりのタブレット福山が半沢の味方をして有能だったので面白かったです。そして、牧野副頭取の自殺は不正融資が原因であり、箕部と紀本常務が関わっていることを知りますが、箕部が銀行の業務停止を盾に、圧力をかけてきます。
前回、白井大臣とタスクフォースの前で他の銀行員たちと共に帝国航空の債権放棄を拒否した半沢は最後の大いなる壁に立ち向かうことになります。あの箕部幹事長がとうとう動き出しましたが、ここまでの権力になるとさすがに半沢でも何しても握り潰されてしまうんじゃないかと思いました。ただ、智美が元東京中央銀行の行員で中野渡の部下だったのは半分予想してましたが良かったです。そして昔馴染みの富岡にも力を借り20億の金の流れも懸命に追ってなんとか証拠を見つけるところまで近づいたのはすごいと思いました。そして牧野元副頭取を、人の命を失くす事にまで発展させた箕部は観てて許せなかったです。そしてまさかのあの強力な黒崎と半沢がある意味手を組む形になったのに、その黒崎が更迭させられるとは、政治家、および箕部恐るべしです。
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』第9話のあらすじ
半沢(堺雅人)は、合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円もの融資の実態を探ろうとするが、亡くなった牧野元副頭取(山本亨)が不正な金を受け取っていた証拠を突きつけられ、手を引くことを余儀なくされる。
同じように箕部を追っていた金融庁の黒崎(片岡愛之助)にも箕部の魔の手が伸び、再び国税庁に異動させられてしまう。黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢は伊勢志摩へと飛ぶ。空港で彼を待っていた人物とは…。
伊勢志摩支店の同期の協力を仰ぎ、伊勢志摩ステートの15年前の財務資料を徹底的に調べる半沢。
さらに、思わぬの人物の姿を目撃するのだった。
半沢の疑惑は確信へと変わっていき…。
半沢は伊勢志摩ステートに隠された秘密を暴き出し、倍返しすることはできるのか…!?
公式より引用
第9話を見たネタバレ感想
半沢は、箕部の件で自宅謹慎となった間に、黒崎から聞いた伊勢志摩ステートについて調べていく。この時に、森山も手伝いたいと志願するが、半沢は森山を思い「守り切れないからダメだ」と断るが、森山は引き下がらない。ここで、この2人の信頼関係の深さが表れていた。
半沢の同期を介し、財務資料で箕部が20億の融資を受けた日に、伊勢志摩ステートに貸し付けされていることが判明する。この財務資料を調査していると察した笠松秘書は、伊勢志摩ステートに向かう。ここでの、笠松秘書と半沢・森山の追い逃げのハラハラ感が伝わって来る。半沢と森山は、ギリギリ逃げ切りタクシーで、記載されていた場所に向かい、半沢は箕部の錬金術を確信しんした。土地の記録が記載されているとみて、荻窪西支店を調べようとしたが、段ボールが消えていた。大和田が関与していると確信した半沢は、大和田に白状させ、クレジットファイルに挟まっていたメモ画像を確認し、解読していく。色々な所で、半沢は考えが確信に変わっていき、全ての事柄が止まる事がなく時間が経過しているので、手に汗を握りました。
いよいよストーリーもクライマックスを迎え、箕部の不正の核心に迫っていく展開が緊張感があって、相変わらずの面白さでした。謹慎処分となった半沢を仲間たちが助けてくれる展開は良かったですし、半沢たちの努力の結果、銀行内の不正の首謀者である紀本常務を追い詰めていく展開も緊迫感があって良かったです。そして紀本常務と半沢が対峙する場面で、あの黒崎が登場したのは驚きましたが、彼が半沢に協力してくれるのは見ていて嬉しい気持ちになりました。そして最後に箕部、頭取と半沢が向かい合うシーンは迫力満点でした。柄本明さんの凄みのある演技が素晴らしくて、さすがの半沢もプレッシャーに負けてしまうのかと思いきや、負けずに千倍返しを言い返したあの場面は感動しました。最終回も必ず見ます。
黒崎からヒントを得て蓑部の地元である伊勢志摩で調査し、そして以前から牧野副頭取の死の真相を追っていた智美と富岡によって、蓑部への不正融資の確たる証拠を掴んだ半沢は、ついに紀本常務の口から闇の真相を聞くことに成功しました。しかし、不正融資の記録を残した書類はなぜか大和田が奪い去ってしました。大和田の後を追って半沢が向かった先で見たものは、なんと大和田と蓑部幹事長、そして中野渡頭取の会食現場でした。そして肝心の不正融資の記録は蓑部の手の中に・・・
9話最大の謎は、中野渡頭取の動向と腹の内です。彼は不正を揉み潰すつもりなのでしょうか。頭取に出ていけと言われ、土下座までさせられた半沢ですが、この真相はどういうことなのでしょう。腑に落ちないのは大和田の動きも同じで、いまさら裏切るようなことをしないと思うのですが。ひょっとしたらすべてが蓑部を罠にはめる芝居なのかもしれませんが、迫真の演技と想定外の展開にのめり込みつつもショックを受けた回となりました。
国税局に飛ばされた黒崎が半沢をサポートするために歌いながらの登場シーンはインパクト大でした。やはり味方にすると頼もしすぎる存在だなというのを見せつけられました。そして今まで憎たらしい存在だった筈の黒崎が一気に良い奴に変貌してしまったなと感じました。黒崎の他にも半沢をサポートする渡真利、森山らの存在というのも運命共同体になっていて素晴らしいなと感じました。まさかの中野渡の裏切り行為には唖然としました。ただ衝撃的なことが起こるとするなら中野渡が箕部側に付くということなんでクライマックスに向けてある意味最高のお膳立てが出来たなとは感じました。最終回が楽しみになる最高の終わり方だなと拍手を送りたいなとなりました。
金融庁を首になった黒崎から伊勢志摩ステートについて調べるように言われ、箕部の妻の甥が伊勢志摩ステートを経営していることを知ります。そして箕部が銀行からの20億の融資を受け、伊勢志摩ステートに流していました。大和田が紀本常務が不正融資にかかわっている証拠を手に入れます。半沢がその証拠を出させようと大和田とのピースした写真をとっていた所はそうきたかと吹きました。半沢たちは牧野さん一人に責任を取らせ自殺に追い込んだ紀本常務に怒りをあらわにします。この前後で黒崎が半沢たちに味方をしておかま口調で出てくるシーンは最高でした。頭取と大和田が箕部に味方して箕部の不正を隠そうとします。その裏切り行為に半沢は頭取、大和田、箕部に千倍返しを誓いました。半沢に大和田が土下座させようとするシーンは前作の大和田の土下座のシーンを思い出させてくれて見ものでした。
黒崎の最後の言葉、伊勢志摩ステートに頼もしい存在となった森山と向かった半沢でしたがまず希望の光が見えてきた気がしました。そして元同期の力も借りこれはいけるぞ!と思ってましたが20億の金の流れもたどって掴み、あらゆる外堀を埋めたつもりなのに、まさかの牧野の口座に振り込まれた通帳が出てくるとは・・あまりにも強引な大どんでん返しだと思いました。確実に捏造だとは思いますが、 ここまでやられたらいったい何したらいいの?とは思いました。金額も金額だし、政治家生命にも関わるし向こうも命がけで文字通り命のやりとりをしている状況でしたがまさか半沢が謝罪させられるハメになるとは。それより何より、あれだけ目をかけてくれた中野渡頭取が大和田、箕部と結託し半沢を追い落とすとはショックでした。しかし中野渡には、何か逆転するための考えがあるとは思ってます!
日曜劇場ドラマ『半沢直樹2』最終回第10話のあらすじ
伊勢志摩ステートから箕部幹事長(柄本明)への金の流れが記された決定的証拠は、大和田(香川照之)と中野渡頭取(北大路欣也)によって箕部の手に渡ってしまった。怒りに燃えた半沢(堺雅人)は3人に対して1000倍返しを誓うも、帝国航空再建プロジェクトから外されてしまう。
頭取に裏切られ、バンカーとしての熱意を失いかけていた半沢だったが、森山(賀来賢人)と瀬名(尾上松也)に背中を押され、もう一度立ち上がることを決意する。そして渡真利(及川光博)と共に紀本常務(段田安則)の居場所を突き止めた半沢はある衝撃の事実に行き着くのだった・・・。
しかし、中野渡頭取が債権放棄を認める会見の日は目前に迫っていたーー。
はたして半沢はタイムリミットまでに箕部の不正を暴く決定的証拠を見つけ出し、バンカーの誇りと正義、そして銀行の未来をかけた全身全霊の倍返しを叩きつけることが出来るのか!?
公式より引用
最終回第10話を見たネタバレ感想
銀行の中野渡頭取からも裏切られた半沢直樹、もう崖っぷちで銀行員として危うく半沢の正義が仇となったと感じた。そんな半沢が出向となった原因を頭取から初めてから聞けて、今まで不思議に思った出向の解けスッキリしました。そして、箕部幹事長の不正な金の流れの疑惑を暴くために、銀行員たちの一丸となった猿芝居に騙し騙され、半沢の腕が試され白井大臣の心の隙に入ることが出来たのも、花の国民からの一言が白井大臣を勇気を奮い立たしたと思えた。そして、記者会見の場所で半沢が箕部幹事長の不正を暴き、大和田が会場に入り最大の見どころがやって来てやって来た。周りの人物たちをすっかり味方につけた半沢の、圧倒的な1000倍返しの瞬間が最高だった。そして、大和田と半沢の戦いはまだ続くと感じ、次回作を大いに期待します。
伊勢志摩ステートの闇を葬られ、まさかのここまできて謝罪させられる事になった半沢でしたが森山と瀬名、そして花に応援され最後まで戦う気持ちが戻った事にまずホッとしました。そこから白井大臣にアプローチして反撃に出るとは少し意外な角度からの戦いでした。でもやはりそこしかなく、且つ一番効果的な作戦だったんだなと思いました。証拠はいくら突きつけても半沢個人のレベルでは牧野元副頭取の件の様に捏造し握り潰されてしまうので、感情や良心に訴えかけて説得しそこから証拠を出し真っ当に突きつけ戦う。そして最後の土下座の完全勝利へと繋がりまさかの逮捕までさせてしまうとはめちゃくちゃスッキリしました。しかしここから先、大和田との話で続編が作られるのか、どういう風に作られるのか凄い楽しみにしてます。とにかく一番気持ちのいい終わり方をして頂いてとても満足したドラマでした!
頭取から出向を命じられた半沢直樹はもうバンカーでなくなる事になり剣道をやりながら荒れていた。だが、仲間の励みもあってなんとか自分を取り戻すのだった。頭取の裏切りに会ってもなんとか紀本に会いに行く半沢だったがそこには紀本はおらず大和田がいた。またいつものように嫌な事を言ってくる大和田だったが結局頭取達の裏切りも何もかも半沢を頭取に育てるためのものだったというのがこのドラマの全てだったのかというのが驚きました。あれだけで半沢に対して対して敵対していた大和田も最後は半沢の辞表を破って辞めさないように行動する等結局頭取も大和田も半沢を育てるための役割だったというのも面白いと思いました。そんな感じに見えなかったので予想外の結末でした。
箕部の不正を暴く決定的証拠を、中野渡頭取と大和田を通して箕部に奪われてしまうという衝撃の展開から始まった最終回。半沢が白井の不満に気づいて状況を打破していくのは圧巻だった。かつて敵対していた白井、笠松、黒崎、大和田と連携して箕部を追い詰めていく展開に胸を熱くせずにはいられない。各々が自分の正義のために、自分の地位を捨てる覚悟で権力に立ち向かう姿には誰もが憧れるだろう。一方で、半沢の妻である花の力強い発言にも注目したい。「生きていれば何とかなる」現代社会で生きているすべての人に響くだろう。最後の大和田の悪態づいたエールも、かつて半沢と敵対し、誰よりも半沢の実力を理解している大和田にしか伝えられないもので感動が込み上げた。
素晴らしい最終回でした。前回のラストシーンで半沢は箕部や頭取と大和田相手に千倍返しを誓っていたので、今回は巨大な権力を持つ箕部相手にどのようにして逆転していくのかが見ものでした。大逆転のポイントとして白井大臣と秘書の笠松の存在がキーポイントなると個人的に予想していましたが、まさにその通りの展開で、彼らが味方になって逆転した展開はとても気持ち良かったです。特に白井大臣が半沢の妻から貰った花を大事に持っていたシーンは感動しました。そして一番印象に残ったのはラストシーンです。最後の最後に大和田と対峙するシーンは堺雅人さんと香川照之さんの演技が凄くて迫力もありつつ、犬猿の仲の二人が少し仲良くなったような気もして個人的には良い終わり方でした。続編があれば必ず見たいです。
箕部や中野渡や大和田に半沢がどうやって1000倍返しをするのかワクワクしながら見ましたが、半沢から出向どころではないと聞かされた妻の花が、怒るどころか次の仕事が決まるまで働くと励ました姿に半沢は本当に良い奥さんを持ったなァと羨ましく思いました。中野渡が半沢をセントラル証券に出向させた理由もいずれ頭取にと考えての事だったと分かった事や、箕部の不正の証拠を見つける為の本心等も分かり、中野渡という人物の半沢にかける静かで熱い思いが秘められていた姿にも、とても懐の深い大きな人物だなとも感じられて、個人的には半沢の次に好きな人物だったので半沢の敵では無くて良かったとホッとしながら見られました。また、終盤での白井や笠松、黒崎に瀬名等の味方も加わりUAE銀行から100億8000万円の不正入金で箕部を追い詰め逆転勝ちした展開に思いっきりスカッとして見られた面白い最終回でした。最後に、東京中央銀行の頭取になった半沢の新たな活躍も見たいと切に願いたい気持ちにもなりました。
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管理人
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