あの手この手で証拠を集めても肝心のところで逃げ道を用意して、ついに副頭取までのぼりつめた横山。
頑張る頑張るではこの複雑になった社会やはり生きていくのは難しそうです。
果たして片岡の大逆転はあるのか？しかも特別延長もなしに!!
実写ドラマ『集団左遷!!』最終回10話のネタバレあらすじ＆感想をご紹介していきます！
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実写ドラマ『集団左遷!!』最終回10話のあらすじ
https://youtu.be/a1z0_VjS0U8
とうとう副頭取の座にまで上り詰めた横山（三上博史）。島津議員（石丸謙二郎）への献金の記録が書かれた手帳を渡せばすべてを水に流すという横山だが、片岡（福山雅治）は突っぱねる。
梅原（尾美としのり）は最後の手段としてマスコミに告発することを片岡に提案。会社の不正を自分たちの世代で断ち切るべく、決意を固めた片岡は、真山（香川照之）とともに手帳の裏取りを進めていく。しかし、それを知った横山の非情な仕打ちが襲いかかる。果たして自分たちがやろうとしていることは正しいのか、三友の為になるのか、部下の為になるのか、お客様の為になるのか、葛藤する片岡の最後の戦いが始まる。
片岡がたどり着く下克上の形とは…平成から令和を駆け抜けた諦めない男の物語がついに完結！
実写ドラマ『集団左遷!!』最終回10話のネタバレ
今までのあらすじ
片岡洋（福山雅治）は三友銀行蒲田支店の支店長を任された。
半期の間に売上100億円の売上げアップしないと廃店の運命にあった。
常務の横山輝生（三上博史）は大規模なリストラ計画を発案、半分の店舗の廃店と数千人規模の人員削減を考えていた。
横山の息がかかる宿利雅史（酒向芳）と鮫島正義（小手伸也）の妨害で苦戦を強いられるが、片岡は副支店長の真山徹（香川照之）のサポートと店員達のがむしゃらな行動で目標金額達成寸前まで来たが未達となった。
蒲田支店は廃店となったが、行員達は出向を免れ他店に移動になった。
片岡は本部の融資課に配属になった。
片岡は融資担当常務隅田優（別所哲也）の要請で、横山専務の指示で行われている不正を調査を始めた。
日本橋支店の配属となった真山との協力で、日本橋支店を拠点に不正が隠されていることを突き止める。
日本橋支店はペーパーカンパニーが作られ裏金が用意され、その金は三友銀行の役員のほとんど受け取っていた。
片岡の告発によって頭取・藤田秀樹（市村正親）・横山以外の会長をはじめとするほとんどの役員は退陣した。
だが頭取はリストの中から横山を削除して、横山は専務に昇格した。
横山は大手外資系ネット企業ダイバーサーチからの資本提携を計画して、大規模なリストラもダイバーサーチからの要請だった。
さらに国からの認可を受けるため、金融庁と国会議員・島津に賄賂を渡している疑いが出てきた。
横山のさらなる9500人の人員削減の計画を聞かされ、元蒲田支店の工員たちは再び一致団結して横山の不正の証拠をあげようと躍起になる。
しかし、内部告発する行員には重い処罰が下されると脅され片岡は部下に手をひくことを命じた。
片山は同期の横山直属の配下になった梅原尊（尾美としのり）から情報を得ようと接触するが、裏金の管理を任されている鮫島から手帳を渡されいた。
横山に歯向かうと銀行員ではいられなくなると、片岡への協力を拒んだ梅原だったが、最後には片岡の若い銀行員がなってよかったと思う銀行員の理想に共鳴し、手帳を提供した。
横山の不正が証明されたにもかかわらず、役員会議では横山の副頭取の昇進が決定した。
今、横山の不正を表沙汰にすればダイバーサーチとの関係もご破算になり、政治汚職も発覚し三友自体の存続が危うくなるのを役員たちは優先した。
最後まで銀行員として貫く
片岡は横山に手帳を渡すように言われるが、断固拒否した。
梅原はマスコミに告発するしかないと言う。
隅田が信頼する新聞社社会部記者に、横山と島津との証拠を暴き出し、マスコミにリークすることを決めた。
片岡は融資部長・栖原光男（伊藤正之）の命令で監視を命じられた脇田雅美（坂本三佳）の監視をかいくぐり、真山は鮫島の監視をかいくぐり、ホテルで横山が金融庁の重鎮と、島津と会っている証言を集めた。
しかし、その調査に水を差すように真山の出向の辞令が出される。
片岡は横山に憤りをあからさまに訴えるが、片岡を出向にはせず、出世コースの新規事業部の配属になる。
横山は上に文句があるなら、同じ立場に上がって来いという。
やがて梅原も出向させられる。梅原は
「ぶれんなよ」
と言い残して旅立つ。
片岡の変心
いざ証拠を持って、告発するため新聞社を訪れた片岡と隅田だったが、片岡は隅田に突然待ってほしいと言われた。
新聞記事に横山のことが載っていないのをしり、真山が本部にかけつけるが、片岡の行方を誰も知らなかった。
思い出の蒲田支店
片岡の姿は今は学習塾になってしまった蒲田支店にあった。
1番張り切っていた蒲田の時代を思い出した。
片岡は自分が出世することで真山や梅原を銀行に戻したいと考え迷いが生じていた。
真山は自分のことは気にせずに、告発してくれと言う。
銀行員として後悔しない決断をしてくれと片岡の背中を押した。
片岡の決断
片岡は新規事業説明会に現れるが、横山に手帳を渡さなかった。
既に新聞社に手帳を渡し、ダイバーサーチのCEOにもそのことを告げた。
CEOは会場を去った。
ダイバーサーチとの提携は解消された。
横山はこの変化の激しい時代にどうやって生きて行くのかと片岡に尋ねた。
片岡は不正や隠蔽をやめて、一つ一つ誠実に対応するべきだと言う。
横山はきれいごとでは難局を生き抜けないと言った。
片岡は横山に退陣を迫ったが、自分には不正に証拠がないと突っぱねる。
だが、頭取が隠蔽していた横山不正の証拠の手帳を差し出し、藤田頭取、横山は退陣した。
その後
隅田が頭取となり、三友銀行は新たな船出を迎えた。
梅原も復帰し、重要ポストについて、新たな提携先を探して銀行の未来を模索している。
片岡は人材育成センター長に任命された。
滝川晃司（神木隆之介）は三友証券に移動になったが、配属先の態度はそっけない。反発して燃える滝川だった。
蒲田支店の元行員たちはそれぞれの配属先、出向先で頑張っていた。
真山は病身の妻と一時でも一緒にいたくて、妻の実家の建設会社に転職。
それぞれの道でみんな頑張って行くのだった。
実写ドラマ『集団左遷!!』最終回10話の感想
結局、片岡は最後まで自分を貫いて行きました。
そして、その姿勢は回りの人全部にいい影響を与えてみんなを明るく前向きな人に進化させました。
たかがキレイゴトされどキレイゴト。
一歩一歩進んでいく誠実さにしか未来はない。
そう感じさせてくれるドラマでした。
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