前回までのあらすじ・・・帝国重工は業績が悪化し、ロケット事業から撤退する可能性が出てきた。 また技術は二流で安さで勝負のダイダロスというメーカーに農機具メーカーヤマタニとのトラクターエンジンの取引を奪われてしまう。佃製作所は経営方針の転換を迫られいた。 経理部長殿村の実家の農家でトラクタを運転した佃はトランスミッションに着目。佃のバルブをいかしたトランスミッションの製造を新たな軸にすることを決めた。 おりしもヤマタニはトランスミッションをベンチャー企業ギアゴーストから仕入れていた。ギアゴーストはコンペ形式 ...