TBSにて火曜日22時からドラマ『中学聖日記』の放送がスタートしました。
物語の舞台は片田舎の中学校。自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶（岡田健史）に心惹かれていく女教師・末永聖（有村架純）の禁断の恋を、儚くも美しく描いたヒューマンラブストーリー。
この記事では、火曜ドラマ『中学聖日記』1話のネタバレあらすじ＆感想をお送りしていきます。
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火曜ドラマ『中学聖日記』1話のあらすじ
https://youtu.be/j6EuSREneH0
大学卒業後、国語の非常勤講師を経て、片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した末永聖（有村架純）。
子どもの頃からの夢だった教師になり張り切るも、担任となった3年1組の生徒たちには着任早々からかわれたり、教頭の塩谷三千代（夏木マリ）からは服装のことで注意を受けるなど、どこかやる気が空回りしてしまう。
中でも生徒のひとり、黒岩晶（岡田健史）は聖に心ない言葉を浴びせるなど、何を考えているか分からない彼の行動に振り回される聖。
一方、大学時代からの恋人・川合勝太郎（町田啓太）とは遠距離恋愛中で、仕事に追われる勝太郎とはなかなかコミュニケーションが取れない日々が続いていた。
教師としての自信をなくし、恋人との関係にも不安な思いを抱える聖だったが、生徒たちと向き合おうと奮闘する。
そんな中、クラスメイトの九重順一郎（若林時英）、岩崎るな（小野莉奈）、白石淳紀（西本まりん）と遊びに出かけた晶がある事件を起こしてしまう。事件のことを知った聖は…。
火曜ドラマ『中学聖日記』1話のネタバレ
運命の出会い
2015年4月。二年間、国語の非常勤講師だった末永聖（有村架純）はようやく念願だった中学教師の担任の仕事についた。
神奈川県の片田舎の小星平にある小星中学校に赴任。
大学時代に知り合った婚約者・川合勝太郎（町田啓太）は商社に勤務しており、今は大阪勤務で遠距離恋愛になった。
はじめて担任の3年1組の教壇に立った時、聖は生徒に黙祷を捧げようという。
1年前、隕石が落ちて教務員の人に直撃し、亡くなったと聞いていたからだ。
「NASAが1年に一度研究に訪れる。」
「100年に一度大隕石群が降ってくる」
それは全部の九重純一郎（若林時英）が流したウソだった。
聖は九重に詰め寄る。
「放課後、ソーシャルスキルトレーニングをするので残ってもらいます」
動揺する九重に、聖は
「ウソです」
とやり返して、いたずらっぽく笑った。
すると一番うしろの男子生徒が椅子ごとひっくり返った。
聖は駆け寄って、抱え上げた。
「大丈夫？ 頭打った？」
これが、黒岩晶（岡田健史）とのはじめての出会いだった。
「先生、黒岩いつもそんな感じなんですよ」
無口でとらえどころのない生徒だ。
良き先輩・千鶴
初出勤を終えて、先輩教師・丹羽千鶴（友近）とビールを飲み交わす聖。千鶴は聖の教育実習の時の指導担当だった。何かと面倒を見てくれるよき相談相手だ。
千鶴は、気合が空回りするのタイプの聖の初担任と、遠距離恋愛のトラブルを心配しているようだ。
教頭の塩谷美千代（夏木マリ）は小うるさく、生徒の反応への態度を毅然とするよう言ってくる。
聖に対して、女子生徒の岩崎るな（小野莉奈）や 白石淳紀（西本まりん）は「あざとい」と敵意まるだし。
男子にはかわいいと好意的に見られているが、晶だけは「全然可愛くない」とそっけない。
教頭は指導は厳しいが、聖の論説文を気に入り、大いに期待をしているようだ。
聖は隣の先輩教師粕谷真弓（池谷のぶえ）が渡してくれた学校のサイトへのIDとパスワードが書いたカードをうっかり落としてしまう。
帰り道、夕暮れの田舎道の風景に見とれて、聖はスマホのシャッターを押していた。同じようにシャッターを切る晶の姿があった。聖は声をかけるが、晶は黙ったまま立ち去った。
晶は思春期の反抗期まっさかり、常にやり場のないイライラを抱えていた。
家では母親・黒岩愛子（夏川結衣）と常につまらないことで言い合う。この日は弁当を食べてないことで口喧嘩。愛子はアジア雑貨の輸入会社の社長だった。高ぶる愛子の気持ちをなだめるのは部下のジョフィこと上布茂（マキタスポーツ）の役目だった。
次の日、廊下で晶にすれ違った聖は声をかけた。
「お弁当買ってるみたいだけど、お母さん忙しいの？ 何かあったら相談して、黒岩くんきれいな顔してるね」
晶はいきなり聖の頬に平手打ちをした。
「たのむからこれ以上イライラさせないで！」
聖はなぜぶたれたのか分からない。
三者面談がもうすぐあるのに、晶は母に話もしてなかった。
聖は晶にぶたれたことを誰にも言ってないようだ。
母は晶の父親から「晶」に会いたいという手紙が来ているのを黙っていた。
豪腕女上司登場
勝太郎は会社内でこっそり晶とパソコンで会話していた。聖は慣れない生徒指導を「大きい声を出す。何か言われたら言い返すでなんとかやっている」と報告していた。
すると、女上司・原口律（吉田羊）に見つかり、叱られる。原口はニューヨーク死者から戻ってきたばかりの凄腕だ。いつもは大きな声なのに、英語で交渉する時は緊張で震える。だが、会話は完璧でジョークで笑いも取る。噂では社長の愛人らしい。
授業の最中騒動が発生
杜甫 春夜喜雨
ある日の国語の授業。聖は自分のお気に入りの杜甫の漢詩を生徒に紹介する。
「まるで写真のように、ふわっと風景が浮かんできます」
好 雨 知 時 節
当 春 乃 発 生
随 風 潜 入 夜
潤 物 細 無 声
好雨時節を知り
春にあたりてすなわち発生す
風にしたがいてひそかに夜にいり
物をうるおして細やかに声なし
聖が朗読していると、クラス全員に携帯にメールが拡散していた。
「聖ちゃんの下着の色は？」
九重はスカートめくりをするために、聖のスカートを狙う。
それを察知して晶は机を叩いた。聖が振り返って、未遂に終わった。
と同時に教頭が乗り込んで来て、クラス全員の携帯を没収した。
教頭は聖に生徒に女性を感じさせる服装やシャンプーの禁止を命じた。
晶の三者面談に結局母は来なかった。聖と晶だけで会話する。
晶は聖になぜぶったことを誰にも告げなかったかをたずねた。
「まだ黒岩くんのこと何も知らないから」
晶は進路希望を何も提出していない。やりたいこともなりたいこともないようだ。
「私はずっと教師になるのが夢だった。だから今すごく充実している」
「先生ごっこをしてうれしいですか？」
何もかも冷めた目で見ている晶。
放課後、聖は晶の家をたずねた。
晶の母が、ママ友からの情報で聖から生徒の裏情報を書いたメールが送られて来ると言う。聖には憶えがない。
なくしたIDで誰かがなりすましメールを送っていたようだ。
生徒が壁を作っているように見えたのは、聖が自分たちを監視していると思っていたからのようだ.
週町に起きた事件
週末、聖は東京に勝太郎に呼び出される。
「話がある……」
深刻なトーンに別れ話かと思って行くと、婚約指輪を出された。
「結婚してください」
ほっとした聖だった。
聖は飲食店での会食で勝太郎の上司・律と初めて合う。律は目の前で若い女性店員とキスをする。律はバイセクシュアルだった。
律は言う。
「絶対ありえないと思った相手を好きになったり、世間の常識から外れて、大多数の人に反対されたり、それでも引っ張られる落ちていく。そういう経験最高よ」
聖の運命を予見するような言葉だった。
「川合のこと好き？ 幸せ？」
両方共はいと応える聖。
「ウソ。好きと幸せは両立しない」
一方、晶は九重から誘いを受ける。「はじめての飲酒をするぞ」
九重が告ってふられた気晴らしに、岩崎、白石も集めたようだ。
隕石が落ちてきたという高原でキャンプをして花火をしたいると、蝋燭が倒れて、荷物に火が燃え移った。
たちまち炎が燃え広がっていく。
聖は火事騒ぎの連絡を受け、勝太郎と共に火傷をおった晶の病院へかけつける。
火事は収まり、不問にふされた。
晶は聖に婚約者がいるのを知り、「だからどーでもいいんですね。今すぐ教師やめたらどうですか」と罵る。
部屋に戻って落ち込む聖。論文では「生徒の悩みに寄り添うう」と書いておきながら、実際は「先生ごっこしてるだけ」
承太郎は聖を抱きしめ、
「来いよ大阪へ。一緒に暮らそう」
晶の母は晶のことがわからないと言う。晶は返した。
「分かるわけがない。最近なんかへんで、自分でさえ分からないのに」
聖は教頭から、IDを無くしたこと、週末に東京に行ったこと、恋人の車で病院にかけつけたこと全部とがめられた。
「生徒たちは見てるんです。信用をなくしてますよ」
晶は自宅で、父からの手紙を発見する。だが、母は頑なに手紙を奪った。
「あんたは子供だから見なくていい」
「子供扱いするな！」
晶は家を飛び出した。様子を見に晶の家に来た聖は、晶を探す。外は雨が降っていた。
車を走らせた聖は自転車でずぶ濡れになった晶を発見。晶は繭ケ浜海岸へ自転車で行こうとしていたのだ。
聖は晶を車に乗せて身体を拭かせる。
車のボディーに落ちる雨を見て、晶は国語の授業の時の杜甫の漢詩を思い出す。
「私、この漢詩が好きで、見えた景色誰かに伝えられたらなあって。ありがとう」
「やめないですよね」
「担任もつのちょっと早かったかな」
「それ、わりと手遅れですよ」
晶の気持ちが昂ぶって、聖ににじり寄った時、聖の携帯がなった。
勝太郎からの電話に出た後、晶は車を飛び出していた。
晶は1人で自宅に戻っていた。
晶の母は晶に話せない秘密を抱えているようだった。
さらなる中傷
ネットでは聖の結婚の噂が書き込まれていて、次の日の黒板には祝！ 結婚の文字が。それは聖に「学校やめろ」という生徒からのメッセージだった。
しかし聖は「私は辞めません。確かに婚約者がいます。はっきり言って自分には不釣り合いな素敵な人です。でも、その人をおいてみんなに会いに来たの。みんなのそばにいます。頼ってもらえる先生にいつかなる」と宣言した。
放課後、晶は聖に叫ぶ。
「先生！ 僕、先生のことを好きになっちゃいました。もうどうしたらいいのかわかりません」
火曜ドラマ『中学聖日記』1話の感想
いよいよ始まりました禁断の恋。
晶はストレートに恋心をぶつけてきますが、聖の方は教師だし彼氏いるしそういうわけにいきません。自分の恋心自体にも気がついてないよう...。
一方、勝太郎と律は同じマンションの向かい側に住んでいて急接近です。どちらも相手がいるのでドキドキ・ハラハラですね。次回も気になります。
火曜ドラマ『中学聖日記』2話のあらすじ
https://youtu.be/T7sYJ4Z7eyQ
晶（岡田健史）から突然告白された聖（有村架純）。だが聖はその言葉を受け流していた。
ある日、聖と勝太郎（町田啓太）両家の顔合わせが急遽開かれることに。勝太郎が仕事のトラブルで遅れる中、聖は両家の親に教師としての思いを伝えるも、いずれは仕事をやめるように言われ悩む。
そんな中、晶から再び気持ちを伝えられた聖は晶の真っ直ぐな表情に困惑する。
そして、子星中学校の体育祭が幕を開ける。聖に避けられ続けていた晶は大胆な行動に出て…。
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