さて今回はいよいよ前半の最終章です。
前回に神谷弁護士からこのままでは、裁判に勝てないと言われたギアゴースト。裁判の行方はどうなるのか? そして帝国重工のロケットは無事打ち上がるのか?
日曜ドラマ『下町ロケット2』続編5話のネタバレあらすじ&感想をお送りします。
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日曜ドラマ『下町ロケット2』5話のあらすじ
https://youtu.be/opPi_Xdc4DU
一方、的場(神田正輝)の指示でスターダスト計画から離れることになった財前(吉川晃司)の次に進む道は、ロケットに関わる新事業開発の部署であった。
ひょんなことから、佃製作所の社員たちと殿村家の稲刈りを手伝うことになった財前は、改めて重要なことに気づかされる。
日曜ドラマ『下町ロケット2』続編5話のネタバレ
顧問弁護士・末長との絶縁
ケーマシナリーと買収先のギアゴーストの特許権の訴訟をめぐる戦いが始まった。
顧問弁護士・神谷修一(恵俊彰)はこのままでは勝ち目がないと言う。だが佃製作所社長・佃航平(阿部寛)は、
「うちもかって裁判をして勝ちました。それはうちが嘘偽りがなかったからだ。ギアゴーストさんは必ず勝つ。徹底的に戦いましょう」と励ました。
神谷は時間との勝敗は時間との戦いだと言った。裁判までに有利な証拠がどれだけ集められるかで勝負が決まる。
ギアゴーストの社長伊丹大(尾上菊之助)と副社長・島津裕(イモトアヤコ)目的地に向かうタクシーの中で誓い合った。
「徹底的に戦うしかない。俺たちの正義を取り戻す。まずはその第1歩だ。」
タクシーがついたのは顧問弁護士・末長孝明(中村梅雀)の事務所だった。顧問契約を打ち切る意向を伝えた。末長はしらを切るが、ケーマシナリー側の弁護士・中川京一(池畑慎之介)と癒着しているのは明白だった。末長と中川の関係を証明する雑誌の記事を二人は置いて立ち去る。
その後、末長は中川に連絡。二人の関係がバレたことを知らせた。
中川との会話の後、島津がトートバッグを忘れ取りに来た。さてこのクマのトートにどんな伏線が隠されているのでしょう。
新型エンジン完成!
一方、帝国重工では新型エンジンがついに完成した。帝国重工社長・藤間秀樹(杉良太郎)は社員の前でその努力を労っていた。
「新型ロケットは宇宙開発の歴史に名を残すだろう。われわれが打ち上げるのは人類の未来だ!」
藤間はロケット開発を帝国重工のビジネスの軸として将来も推進していく意志だった。だが、帝国重工宇宙開発第1部長の財前道生(吉川晃司)はヤタガラスの打ち上げ後、異動が決まっていた。10年間、ロケット開発に打ち込んだ財前は「心が空っぽになる気分で……」空しさを、佃に語った。
佃は財前を稲刈りに誘った。
#殿村家の田圃の稲刈り。
新潟県の経理部長・殿村直弘の実家。
第3話で佃たちが植えた稲が、収穫の時を迎えていた。佃製作所の有志・立花洋平(竹内涼真)加納アキ(朝倉あき)山崎光(安田顕) 営業迫田滋(今野浩喜)も参加していた。
スーツ姿の財前も稲刈りに参加する。財前は
「気持ちいいですね。こうやって土に触れるのは」
と言いながら腰を叩く。
山崎光(安田顕)は言う。
「田植えも大変ですけど、稲刈りはもっと大変ですね」
午前中の作業だけでヘトヘトのメンバーにおにぎりが届けられる。
殿村の父殿村弘(山本學)は礼を言う。
「あなたたちがいなければ、稲刈り間に合わなかった」と言う。
稲刈りはベストのタイミングで一気に刈り取らないと味を損ねてしまうのだ。
「農業の現状は知識と知っていても、実際は理解していない。勉強になりました」
「我々の仕事は我々のためにあるんじゃないんです。エンジンやトランスミッション、ロケットを作るのも、それを使う人のため、世の中のためにあるんです。その肝心なことをここに来て学んだんです」
財前は眼を輝かせた。
「自分が世の中のために何ができたか少し見えた気がします」
ダイダロス重田の怨念
中華料理店で中川、ケーマシナリー財務部長・神田川敦(内場勝則)と末長とダイダロス社長・重田(古舘伊知郎)との密談が行われていた。末長は関係がバレたことに動揺しているが、中川は「心配いらない。徹底的に叩き潰す」と息巻いていた。
ダイダロスはギアゴーストと伊丹を欲しがっていた。
帝国重工にいた時代に契約解除されて倒産した時、罵倒する社員の前で頭を下げた。その悔しさを忘れていないのだ。
歌舞伎の踊り風にボールを投げる伊丹、フォームは変わっているが見事ストライク。佃は伊丹と島津に、裁判に買って一緒にトランスミッションを作っていこうと話す。
伊丹は重田に言われた佃製作所は帝国重工と仲がいいという話を聞いて、完全に佃を信用しきれないでいた。
裁判の前日。佃を前に山崎が語った。
「何年も努力して自分の力で磨き上げた技術は一目見てすぐ分かります。島津さんのトランスミッションは、社長の作ったエンジンと同じ紛れもない本物です」
「正義は我にありだな」
佃は山崎の言葉に勇気をもらった。
第1回口頭弁論
時刻を過ぎても神谷は来ない。
神谷はギアゴーストのケーマシナリー特許の侵害を否定した。
中川は勝ちを確信していたが、神谷は遅れてやってきた。海外から帰国した東京技術大学・栗田准教授のギアゴーストのトランスミッションの構造の元になる論文が、誰でも使用可能な技術であることを栗田自らに確認していた。
さらに神谷は特許侵害がギアゴースト独自の技術に及んでいることに言及し、ギアゴースト内部から技術が不正流出していると主張した。神谷は証拠として音声を提出する。末長と中川の会話の録音だった。
末長の事務所にあった島津のトートに仕込んでいたボイスレコーダーだった。
中川と末長との関係を証明する決定的な証拠だった。末長は既に情報流出したことを認めていた。
ギアゴーストの勝訴が決まった。
末長と中川は不正競争防止法違反の疑いで逮捕された。
意外とあっさりと強敵は退場しました。
ギアゴーストが裁判に勝利したことで、佃製作所のギアゴースト買収の話もご破算になった。
「でもギアゴーストとの商売はよりひろがるはずです。社長は損得以前に人として正しいかどうかで経営判断されたんです」と殿村は言った。
裁判が終わった時が、殿村が去る時だった。みんなが祝勝会をする中、殿村は「佃プライド。ロケット品質」の看板に手を合わせて廊下を出た。廊下には佃製作所の社員一同が殿村を待っていた。
数字や書類の不備に厳しく眼を光らせていた殿村。
「殿さんが明日からいなくなるなんて考えられない。みんな大好きなんです。だからお礼ぐらい言わせてくださいよ」
みんな涙ながらに礼を言う。
殿村は言葉を返した。
「夢とか情熱とか、形にも数字にもならないものを本気で語って、本気で受けとめてくれる佃製作所のみんなが大好きだ」
みんなが殿村を引っ張って祝勝会の席に連れて行く
ギアゴースト伊丹の異変
ギアゴーストも同じように祝勝会が行われていた。島津は感慨にふけっていた。
「これで佃製作所と再スタートが切れる。今度はうちが佃製作所のおもいに答える番だよ」
隣の伊丹は上の空のようだった。島津はそんな伊丹の様子を怪訝に思うのだった。
ヤタガラス7号機打ち上げ前日
いよいよ打ち上げの前日となった。だが社長の藤間は打ち上げに参加できない。参加するのは次期社長の的場俊一(神田正輝)と決まった。会長に眼をかけてもらっていた。
財前は藤間にスターダスト計画が的場の動きによって頓挫することを危惧していた。
「宇宙を開発してる我々がちっぽけなジェラシーや権力闘争に一秒たりとも割く時間はない」
「君はまっすぐな男だ。君はどの職場に行こうと回りのことを気にせず、自分の信じた道を歩んでもらいたい」
藤間は「ありがとう。今までよくやってくれた」と肩を叩いた。涙ながらに頭を下げた財前だった。
ヤタガラスの打ち上げは見事成功した。固く手を握り合う佃と財前。
「お世話になりました」
二人の姿を遠目で苦虫をかみつぶすような顔で見ている的場がいた。
財前退任の日がやってきた。ロケット開発部の社員の前で財前は、ロケット開発部門が不採算部門のレッテルを貼られて撤退の可能性があることを告げる。
「ビジネスの成功を決めるのは、会社の都合や経営方針ではない。世の中の評価だ」
異動先は宇宙開発企画推進グループだ。衛星を使ったビジネスにシフトすると言う。ロケット開発が日常の発展のために役に立つのを証明するためだ。
財前が一番最初に手がけるのは「農業」。稲刈りの体験が財前の心に大きいなものを残していた。
「これまで私はみなさんに支えられていた。これからはみなさんを支えたい」
まさかの裏切り
数日後、島津が一人で佃製作所に現れた。
なんとライバル会社であるはずのギアゴーストとダイダロスが業務提携したというのだ。
重田は伊丹をひそかにとりこんでいた。
的場は重田工業を取引停止に追い込んだ張本人だった。
2度と重田重工のような犠牲を出さないために、伊丹は業務改善の提案書を提出した。が全否定されて、「帝国重工の墓場」総務部においやられた。
的場はそんな伊丹に温かい言葉をかけていたが、実は的場が伊丹を閑職に追い込んでいた。その事実を重田から聞かされた伊丹は重田と一緒に的場に復讐する決心した。
島津が止めても、伊丹は別人のように変わってしまい、耳をかさない。どころか、
「もう島ちゃんはいらないよ」と島津を拒絶する。
島津はギアゴーストを退職していた。
ダイダロスとギアゴーストはこれからどんな動きをしていくのか。
「いったいどうなってるんだ」
驚天動地の展開に戸惑いを隠せない佃だった。
日曜ドラマ『下町ロケット2』続編5話の感想
折角、全てが丸く収まったと思ったら、まさかの急展開になってしまいました。前半では味方だと思っていた人が敵に変身。全く先が読めない展開、次週が楽しみです。
追伸・財前さん高そうなスーツで稲刈り、汚れちゃうから作業着でやって・・・と思いました。
日曜ドラマ『下町ロケット2』6話のあらすじ
https://youtu.be/any9-eqlHKE
島津(イモトアヤコ)から、ギアゴーストはダイダロスと資本提携をしたと聞いた佃(阿部寛)たち。
急いで伊丹(尾上菊之助)のもとを訪れるが、的場(神田正輝)への復讐に燃える伊丹は、佃製作所からの恩義を忘れ、「あなたたちとでは生き残ることはできない」と非情な宣告をする。それを聞いた佃は激昂するが、伊丹は取り合わない……。
そんな折、財前(吉川晃司)が佃を訪ねてくる。財前は新規事業として、無人農業ロボットの開発を目指していると告白。それは、高齢化が進み、深刻な労働力不足にあえいでいる日本の農業を救いたいという思いからだった。
そこで、新しく帝国重工が開発する農機具のエンジンとトランスミッションを佃製作所に供給してもらいたいという申し出だった。
さらに財前はほかの協力者として、北海道農業大学の教授で、無人農業ロボット研究の第一人者である、野木(森崎博之)の名前を挙げる。
野木は佃の大学時代の同期で、互いを高めあった親友。そんな野木を新規事業に協力するよう、説得してくれと頼まれる佃だったが……。
日曜ドラマ『下町ロケット2』続編6話のネタバレあらすじ&感想
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