ついに自分の晶への思いに気がついてしまった聖。
先輩・丹羽千鶴（友近）に「生徒だよ。終わりだよ」と言われ、「もう次はありません。絶対に」と誓います。でも運命は聖と晶をどうしても結びつける方へ——
決定的な出来事が起きてしまう火曜ドラマ『中学聖日記』4話のネタバレあらすじ＆感想をお送りします。
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火曜ドラマ『中学聖日記』4話のあらすじ
https://youtu.be/kFCJWXAIEUg
勉強合宿で、晶（岡田健史）への特別な感情に気付いた聖（有村架純）。彼女を心配する千鶴（友近）は、「生徒に本気になったら終わり」と諭す。
自分の想いは一時のものだと、聖は気持ちを新たに教師として晶に接する。
一方、諦めきれない晶は、「花火大会のあとに会いたい」と聖にメールをする。
そんな2人の関係を愛子（夏川結衣）が疑い始め…。
夏休みが始まり、つかの間の休日、聖はウェディング雑誌を読みながら挙式の準備を進める。その頃、勝太郎（町田啓太）は原口（吉田羊）と二人きりで海外出張に出かけていた。勝太郎は、聖に誰か他に惹かれている人がいないか、ハッキリさせるよう原口に迫られる。
そして花火大会の夜、見回りで会場へ来た聖は、晶の意外な姿を目撃する。
さらに、勝太郎と原口も会場に訪れ、波乱の夜が幕をあける…。
火曜ドラマ『中学聖日記』4話のネタバレ
2015年7月
「僕はうれしかった。先生に優しくできて。でもこんなことになるなんて……」
聖は晶への思いを、結婚前に他の男にときめく程度のこととして受け止め直していた。
千鶴は勝太郎のおかげで今幸せだから、他の人に目移りもする。勝太郎への感謝の気持ちを忘れるなと忠告する。
期末テストの成績も返ってきて、夏休みが始まろうとしていた。
小星平の花火大会が終わると聖は夏休みをとって、勝太郎のいる大阪で過ごそうとしてた。夏休み中晶と距離をとっていれば忘れられると思った。
そこへ、晶の母愛子（夏川結衣）がたずねてくる。
岩崎るな（小野莉奈）が母に忠告した「聖が晶を誘惑している」という話を聞いて岩崎がふられて聖が逆恨みされているのではないか心配のようだ。
聖は晶への思いを見透かされているのではないかと不安を持った。
早く、勝太郎に会いたいが、勝太郎は律からシンガポールへの出張の同行を命令され、夏休み会いに行くのは駄目になった。
いよいよ夏休み
夏期講習の申し込み用紙の保護者のサインをもらいに晶の家に聖はたずねた。
たまたま晶もいて急遽「進路相談してください」と言う。
晶は近くの高校でいいと返す。
聖はなりたい将来の自分をイメージして、そこから逆算して今の行きたい進路を考えてみればと提案する。
母が電話に出ている間に、聖は学校に帰ろうとするが、晶が手を引っ張って
「花火大会が終わったら僕と会ってください」と言う。母が戻ってきて、聖は立ち去る。
2人の空気になにかただならぬ物を感じる母だった。
夏期講習で、岩崎が花火大会に一緒に行こうと誘う。条件は聖の携帯番号。
晶は条件を受け入れ、聖の携帯番号を手に入れた。
聖は晶の体育祭のハチマキをゴミ袋に捨てる。晶のことを忘れるためだ。
そこへ、晶からメールが入る。
「花火大会が終わった頃、天野崎神社でまってます」
シンガポールに勝太郎と律はいた。
2人はキスした後、気まずい状態だった。
律は本当に勝太郎を好きになったのか、そうでもないのか確かめたいと言う。
勝太郎は聖がいるからと拒絶するが、律は聖にはもう他の男がいると言ってはばからない。
はっきり聖に聞いてみろと勝太郎にせっつく。
隣の部屋で泊まる律に問題がなかったら一回ノック、問題があったら二回ノックで知らせると約束した。
聖は晶の電話番号を着信拒否にする。
勝太郎は聖に本当のことをたずねたいが、結婚式の式場選びの話になって、聞き出せなかった。
勝太郎は壁を一回ノックしたものの、聖への疑惑が晴れないまま、心は悶々としていた。
小星平の花火大会当日
浴衣姿の千鶴はなかなか聖と会わない勝太郎にやきもきする。
「男女の関係なんてねお茶と同じで始めは熱いけど、すぐ冷める。だからいつも温めあって刺激を与えないと駄目なんだよ」
聖からメールの返信がない晶はもんもんと部屋に閉じこもっているが、ジョフィ（マキタスポーツ）がそばを持ってきて語る。
「自分の世界からその人がいなくなっても構わない。そう思ったほうが恋ってうまくいく」
先生に恋をしても成就しないとジョフィは言う。
晶はそんな大人のルール関係ないとはねつける。
「でも聖ちゃん先生はそんな大人のルールの中で行きてる人だよ」
晶がこれ以上聖に踏み込めば、聖が大人のルールの中で排除されるのを警告したが、晶には届かない。
シンガポールから東京に戻った勝太郎はSNSを見て、聖が浮気していないかチェックしていた。それを律に見られて、
「それ終わりの始まりだよ。もう見てられない」
勝太郎と律は小星平の花火大会に行くことに。
聖は小星中学の教師として生徒たちの見回りについた。
晶は浴衣姿の岩崎と一緒だった。
聖は自分と約束をしておきながら、岩崎といる晶に一瞬ジェラシーを感じた。
屋台のボールすくいで遊んで岩崎ははしゃいでいる。
勝太郎は見回りをする聖をみかけるが、仕事中なので声をかけないようにした。
やがて、暗くなって花火が夜空に打ち上げられる。
花火の下で2人並んで座る晶と岩崎。岩崎はつぶやいた。
「なんか史上最高にいい感じ」
岩崎の心と裏腹に晶は聖への思いを語る。聖に告白したけど相手にされず、みんからも反対されてると。
「黒岩のことぶんなぐりたい。もう完全にスイッチ入った」
岩崎は晶の頬にキスをした。そして晶に抱きつく。
偶然、通りかかった聖はその姿を見てしまう。
岩崎を振り払い、晶は立ち去る聖の背中を追いかける。
聖は雑踏の中で、手を掴まれる。律だった。
律は聖に本当に勝太郎のことが好きかとたずねた。
聖は「好きに決まっている」と答えたが、律は他に好きな男がいることを見抜いていた。
律は他に好きな男がいるならそれでいいじゃないと言う。
「逆に興味湧いた。一見、普通っぽい聖ちゃんがそんな情熱かかえてるなんて。面白いし、そんな自分を楽しまないと損よ」
「普通ぶって、世間の顔色をうかがいながら本当の自分を隠す。そっちの方がダサい」
聖は自分の心を見透かされたような気がした。
母は勝太郎が家に忘れたスマホをのぞく。そこには聖に送ったメールがあった。
花火が終わった後
花火大会は例年と違い生徒たちは何もトラブルを起こさなかった。
「こんなに何もない花火大会もめずらしい」
花火大会が終わった後、晶はメールで送った天野崎神社で待っていた。
律は勝太郎を「ほしい」と言い。聖と結婚するとお互いが不幸になるから、止めると言う。
教師を乗せた帰りのバス。
聖のスマホには勝太郎からのメールが。
バスを降りた聖が向かったのは、勝太郎の所ではなく、晶が待つ天野崎神社だった。
でも晶はいない。
一歩遅れで母も天野崎神社についた。だが、そこには誰もいなかった。
聖は海岸で水たまりにハマった靴を洗っている。
片方の靴は波に流されてしまった。
靴を探そうと波に足を踏み入れた時に声がした。
「先生、何してるんですか？ やばい人だと思われますよ」
入水自殺をする人に間違わると思ったのだろうか。
「黒岩くんこそなんでここに」
「神社で待ってても来なかったから」
晶は自分の片方のサンダルを聖に渡した。
「今日会いたかったのは先生が僕のことをどう思っているのか聞きたくて。僕のことどう思ってますか？」
「私には彼氏がいるの。彼といると自分が上に引っ張られる気がするの。こんな駄目な自分じゃなくてもっと前向きな」
「僕はまんまがいいです。今のまんまの聖ちゃんがいい。最悪普通に不倫でも……」
「それは駄目です」
「それじゃ、今夜だけ僕と一緒にいてください」
「一緒にいてどうするの？」
「先生に優しくしたい。先生と教師とかじゃなくて、もっとお互いのことを深く知りたい」
「知ってどうするの？ もっと好きになっちゃうかも知れないのに？」
思わず自分の本音を洩らしてしまう聖。
「だって先生が困るから……」
「先生って呼ばないで……」
聖は膝を落としてうつむいた。
「先生って呼ばれる資格ない」
晶はもうどうでもよくなってきた。
恥ずかしいことをしゃべったけど、何も答えてくれない。
「お家に帰りたい」
「正直僕もそうです」
聖に手を差し伸ばして、立ち上がらせた時、晶は聖にキスをする。
「もう1回いいですか。僕は先生が好きです。誰が何を言おうと関係ない」
聖が制するのも気にせず、晶はもう一度キスをする。
2人はタクシーにのって帰る間ずっと手をつないでいた。
晶はそれだけで満足だった。
タクシーから降りた瞬間、勝太郎と母が待っていた。
「僕はうれしかった。先生に優しくできて。でもこんなことになるなんて……」
火曜ドラマ『中学聖日記』4話の感想
いやあとうとうキスしちゃいました。とうとう勝太郎とお母さんにバレてしまいました。
次回は多分聖には大きなバツが待ち受けているでしょう。
晶は、聖は一体どうなってしまうのでしょうか。
見たくないような、見たいような複雑な気持ちで次回を待ちます。
火曜ドラマ『中学聖日記』5話のあらすじ
https://youtu.be/b2FqxhnPRLk
夜の砂浜でキスをしてしまった聖（有村架純）と晶（岡田健史）は、聖のマンションの前で勝太郎（町田啓太）と愛子（夏川結衣）と鉢合わせをしてしまう。我に帰った聖は、勝太郎に話をしようとするが、勝太郎は「信じてる」というばかり。
翌日、塩谷（夏木マリ）から学校へ呼び出された聖は、同席した愛子の前でこれまでの経緯を説明するが…。
一方、愛子が学校に行ったことを知った晶は、上布（マキタスポーツ）の制止を振り切って、学校に向かう。
そこで、自宅謹慎を命じられた聖と会ってしまい…。
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