しぶとい小夜子が今夜で死ぬ?本当でしょうか?
死んでも死なないタフな女のイメージなんですが……
ついに迎える、『後妻業』最終回9話のネタバレあらすじ&感想をご紹介していきます。
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『後妻業』最終回9話のあらすじ
柏木(高橋克典)の嫌な予感が的中し、詐欺師だと見破られた舟山(中条きよし)は態度が豹変(ひょうへん)、小夜子(木村佳乃)に激しい暴力を振るう。部屋に駆けつけた柏木は、傷つけられ、恐怖で涙する小夜子を見て怒りが頂点に。すぐさま舟山に報復するが、それがあだとなり、舟山の息子で暴力団員の喜宜(松尾諭)から、後妻業をネタに脅迫されてしまう。しかし実はその裏で、柏木は博司(葉山奨之)を使って、ある工作をしていた――。
そのころ本多(伊原剛志)は、小夜子が夫を始末するよう、柏木が裏で手を引いていた確たる証拠を手に入れる。本多は「何が何でも金を巻き上げてやる」と鼻息を荒くするが、話を聞いた朋美(木村多江)は、離婚して落ち込んでいるとき、遠回しに元気づけてくれた小夜子の顔がチラつき、素直に喜べない。
数日後、本多に証拠をマスコミにばらまくと脅され、ついに観念した柏木は、情報を3,000万円で買い取ることを了承。そんなこととはつゆ知らず、傷が癒えた小夜子が「次の獲物を探して」と催促すると、柏木は「それより先に、片付けなあかんことがある」と、ある話を持ちかけて……。
はたして、小夜子と柏木、朋美と本多、遺産をめぐる壮絶な争いを制して、最後に笑うのは誰だ!?
『後妻業』最終回9話のネタバレ
今までのあらすじ
結婚相談所・ブライダル微の代表・柏木亨(高橋克典)はバディの武内小夜子(木村佳乃)と組んで、資産家の老人男性の後妻に入って財産を根こそぎ奪う「後妻業」を行っていた。
小夜子が後妻に入った中瀬耕造(泉谷しげる)は死んで、遺言公正証書を書かせた小夜子には莫大な遺産が入った。
父・耕造の死を不審に思った次女の中瀬朋美(木村多江)は元刑事の探偵・本多芳則(伊原剛志)に頼んで、小夜子の身辺を調査してもらう。
本多の調査の結果、小夜子の後妻業の実態がわかり、朋美は小夜子に宣戦布告する。
朋美は小夜子の疑惑の調査に夢中になって、家を留守しがちになり、ついには内縁の夫だった佐藤司郎(長谷川朝晴)に女性社員に不倫され、あげくに内縁関係を解消してしまった。
小夜子は後妻業の次のターゲットを物色したあげく実業家の舟山(中条きよし)と見合いをする。
小夜子は舟山の魅力のとりこになるが、舟山は柏木が警戒した通り結婚詐欺師だった。
正体を小夜子に知られた舟山は開き直って、小夜子に暴力をふるった。
報復に柏木は舟山は2度と結婚詐欺ができない体にした。
その仕返しに舟山の息子の暴力団の組長が事務所におしかけてきたのだった。
脅し脅され
夫も失い、事務所もゼロから立ち上げなければならくなった朋美に本多は小夜子から金を巻き上げなければ納得できなかった。
柏木のところへ行く前に、朋美と柏木の肉体関係があったかどうかを確認する。
あの夜、朋美は飲みすぎて、柏木はホテルの部屋に送っていっただけだった。
廊下に落ちていたイヤリングを柏木が拾ったことで誤解が広がってしまったと言う。
本多は柏木に、今までの後妻業の事実を調べた手帳を引き換えに、3000万円を要求した。
くわえ柏木は 後妻業の秘密を握った舟山の息子で暴力団組長の舟山喜宜(松尾諭)から3000万円を要求される。
だが、博司に取らせた麻薬取引の写真と、系列の暴力団とは違う暴力団との癒着をエサに、逆に舟山組長から1億円を要求した。
耕造の死の真実。後妻業の真実
小夜子は朋美に会いたいと電話をする。
そして、小夜子は今までの後妻業で得た金は全部慈善団体に寄付したと言った。
は実は耕造は小夜子が殺そうとした瞬間、自ら命を絶ったと言う。
小夜子が後妻に入った男たちのいずれもが、自ら命を絶っていった。
つまり小夜子は誰も殺していないと言う。
柏木の罠
舟山が1億円を持って取引の場所に現れたのは、本多だった。二人とも柏木にはめられたのだった。
柏木は警察に情報を流していたようで、警察が現れ舟山たちはたちまち検挙される。
そのドサクサに紛れて、本多は1億円のケースを奪い逃げた。
小夜子の死
大阪での仕事を終えた小夜子の実子・黒澤博司(葉山奨之)は東京に戻る前に母に会おうと小夜子の部屋を訪れる。
そこで実の母であることを小学生の頃から知っていたことを告げた。
小夜子がアンタなんか産むんじゃなかったと言うと博司は逆上して、小夜子の首を締めていた。
小夜子はあっけなく死んでしまう。
柏木に連絡すると、キャリーバッグに入れて死体を処分しようと言われた。
柏木の自動車のトランクに入れようとしたところに、巡査に声をかけられた。
博司を逃して、柏木は巡査に手を上げた。
まさかのどんでん返し
ある日の大阪港、のフェリーでシャンパンで乾杯する本多と朋美の姿が……一億円を手にれて喜んでいるのか?
一緒に乗り込んでいたのは大阪府警マル暴の橋口健太郎(平山祐介)だった。
舟山組長を逮捕したのは、平山だった。
1億円のケースを持った本多をわざと見逃がす。
舟山組と麻薬を取引していた龍頭会も逮捕できて、警察は1億円の横領も気づいていない。
フェリーには柏木、死んだはずの小夜子もいた。
すべての絵を描いたのは柏木だった。
本多が手帳を売りに来たときに、本多にもちかけたのだった。
博司が小夜子の首を締めたのはイレギュラーだったが、小夜子が大阪からいなくなる口実になった。
これでみんなそれぞれ2000万円を手に入れていた。
またドンデン返しのどんでん返し
金を手に入れた後でも、相変わらず小夜子と朋美は喧嘩ばかりで、本多と柏木に呆れられた。
大金を手に入れたものの朋美は小夜子をまるっきり信用したわけじゃなかった。
小夜子が去った後、耕造がみずから自分に注射を打ったと言ったが、自分が去った後になぜ耕造が注射したのを知っているのか?
矛盾を指摘しても小夜子は謎めいた笑いを浮かべるだけだった。
小夜子の部屋のゴミ箱には慈善団体に寄付した領収書と通帳が捨ててあった。
そして紙の上には注射器が1本置いてあった。
やはり…本当は柏木と小夜子は老人を殺していて、寄付していなかったのではないか。
朋美と本多はまんまと騙されていたのではないか?
「最高のモンスターに乾杯や」
柏木と小夜子は東京へ向かった。
「オレとオマエは最高のバディや。儲けた金はいつも折半や」
2人はまた悪事を東京に行っても続けそうだ。
『後妻業』最終回9話の感想
だましだまされドンデン返しに次ぐドンデン返しでした。
最終回だけはガラッと展開が変わってコンゲームっぽい内容になりましたね。
肝心の後妻業のそのものよりも、娯楽的要素が大きくなったような気がします。テレビドラマとしはこれが面白かったかもしれません。
またカラッとした大人の辛口ドラマが見たいものです。
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