【見逃し配信】朝ドラ「なつぞら」第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』のネタバレあらすじ＆感想

記念すべき100作目となる、NHK連続テレビ小説『なつぞら』が2019年4月1日よりスタートしました。

この記事では、7月22(月)〜7月27日(土)に放送される97話〜102話となる第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』のネタバレあらすじ＆感想をご紹介していきます。

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第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』のネタバレ・あらすじ

朝ドラ『なつぞら』第97話

月日が流れ、なつは２６歳になっていた。

なつは女性アニメーターとして、週刊誌に載った。

亜矢美も喜び大量に買い込む。

「北海道の家族や信さんにも送ろう！あと送りたい所ある？」

「千遥に、送れたら良いんだけどね・・・」

「千遥ちゃんか・・・きっとどこかで見てるよ。なっちゃんがこの仕事をしているのは知っているんでしょ」

千遥にはまだ会えていない。

咲太郎がレミ子と帰宅する。

咲太郎の声優会社も順調で、今は四谷に事務所があるという。

レミ子はすっかり少年の声の仕事が定着したようだ。

そんな中、雪次郎と蘭子ができてるといううわさが・・・

なつは確認しに雪次郎のもとへ行く。

雪次郎も訛りを克服して、声優として活躍していた。

「咲太郎さんからなにか聞いたんだろ？俺たちは何もないんだ。俺は俳優が好きなように蘭子さんが好きなんだ」

翌日の東洋動画では、皆が雑誌を買っていてくれて驚く。

仲に呼ばれたなつ、茜、坂場。

仲は会社の中間管理職となっていた。

その頃、世の中ではテレビが普及していた。

他社では手塚治虫の鉄腕アトムがTVアニメとして大ヒットしていた。

東洋動画でもTVアニメを作ることになり、なつ達が選ばれたのだ。

原画をなつ、動画を茜、脚本は坂場だ。

「仲さんはあれを漫画アニメだと認めたのですか？」坂場は食って掛かる。

漫画映画とは違う、短編の動画にまだ戸惑っているのだ。

長編映画に未練のあるなつ達だが、新作も決まり新しい企画がスタートしていった。

“なつよ、新しい時代の波が押し寄せてきた。君はその波に翻弄されるのか？それとも乗るのか？”

朝ドラ『なつぞら』第98話

テレビ班に移動になったなつ達。

テレビアニメがアニメーションとして、認められるのかどうか仲に問う。

「確かにフルアニメーションではないね。でも子どもたちにはそんな事関係ないんだ。新しい時代がやってくるんだ」

まだ引きずっている坂場をなつが中庭で励ます。

「僕に対する上層部の評価が低いから。皆に嫌われているから。もう漫画映画が作れないんだ・・・君も巻き込んでしまった」

そこに露木がやってきた。

「君は全く新しい環境で演出家になったほうが、のびのびできると思ったんだ。たしかに君は嫌われているよ。だってそんなに理屈で話したら感性で動いてるアニメーターは嫌がるだろう」

テレビ班に坂場を押したのは露木だった。そして・・・

「奥原さん、しっかりこいつを支えてやってくれ。君たち噂になっているよ」

驚くなつ。噂になるようなことはなにもないのに。

その頃、雪次郎は次回作の主役に決まったが・・・

これが、蘭子の贔屓だと思われてしまった。

雪次郎が主役なら、作品に出ない！とまで言い出す者も出てきた。

そしてそれを蘭子も認めてしまい、数名が劇団から出ていった。

「蘭子さんと共演することが僕の夢で・・・」

雪次郎は純粋に芝居が好きなだけなのにと悩む。

それを知ったなつも、噂話にイライラしていた。

“なつよ、イライラしてるのは君も恋の噂の中にいるからだ”

朝ドラ『なつぞら』第99話

雪次郎の決意を聞いたなつとレミ子。

レミ子も劇団に残り、蘭子と雪次郎の味方になるという。

なつもテレビ班に移動になったことを話すと雪次郎たちは応援してくれた。

テレビアニメの作画が始まった。

「そこはそんなに丁寧に書かなくていいんだよ」

いつもどおり書いていたなつは同僚に、指摘される。

フルアニメーションとの違いになつも茜も戸惑う。

省略されたアニメーションを歌舞伎のようだと表現する坂場。

省略されてもアニメーターの気持ちや、キャラクターの表現は伝わると言うのだ。

一方、雪次郎も主役の演技に苦戦していた。

蘭子と稽古を夜中まで続けていた。

そして公演初日

なつ、坂場、茜、亜矢美、咲太郎、マダムが公演を見に来た。

“なつよ、雪次郎くんの成長を見届けよう”

朝ドラ『なつぞら』第100話

雪次郎と蘭子が主役を演じる舞台を見に行った。

なつ、咲太郎、亜矢美、マダム、茜、坂場が集まる。

終了後、皆に讃えられて喜ぶ雪次郎。

蘭子からも“共演者”として認められた。

風車で咲太郎が天ぷらを振る舞った。

そこで、バカ正直な坂場は蘭子さんの演技に新しさがないと言い出す・・・

「あんたに何がわかるんだ」

蘭子をバカにされたように感じた雪次郎が怒る。

「演技は良かった。でも劇団としてはどうなんでしょう？新しさを全く感じないし、亀山蘭子を見せたいだけのように思いました」

咲太郎がなだめる。

「止めてください。何がいいたいんですか」なつも坂場を止めようとする。

「僕は、雪次郎くんが劇団を変えていくきっかけになればいいなと思ったんです」

「なるほどな、ただの共演者で満足するなよってことだろ。そうしたら蘭子さんだけの劇団じゃ無くなるし」と咲太郎。

言いたいことが分かったなつは、

「あなたは人の反感を買ってからじゃないと、意見が言えないんですか」と指摘した。

そんななつ達を見て、恋愛関係なのかと問う亜矢美やマダムだった。

打ち上げ後、雪次郎となつは2人で話す。

「坂場さんは、なっちゃんのこと好きなんじゃない？なっちゃんはどうなんだよ」

「仕事仲間かな。同志って感じ」

その後も順調に舞台の公演が終わり、ついに最終日を迎えた。

終了後、蘭子は雪次郎を自身の家に誘った。

2人で打ち上げをしようと・・・

ワインを飲みながら、雪次郎は蘭子に告白した。

「蘭子さん、俺は蘭子さんが好きです」

「ありがとう、からかってるの？」

「違います。ずっと蘭子さんが好きでした」

「私は芝居しかない女よ？」

「だから好きなんです。俺もこのままずっと蘭子さんと芝居をしていきたいんです」

「こんなところに呼んじゃったから、勘違いさせちゃった？」

「これは俺の勘違いですか？」

「・・・そういう覚悟をしてここに来たってこと？」

「はい」

「そう・・・」

朝ドラ『なつぞら』第101話

蘭子に告白した雪次郎。

劇団を辞めたメンバーから、新しい劇団に一緒に抜けないかと誘われたことも伝えた。

「それでも僕は、蘭子さんと芝居をしたかったんです。新しいものを蘭子さんとつくりたい」

「やっぱり、あなた勘違いしている。私が今日ここに呼んだのはダメ出しをするためよ。あなたの芝居は最低で最悪だった。気持ち悪い、芝居中も何度も笑いそうになったわ。もう二度とあなたと芝居したくない。もう出ってて」

蘭子は雪次郎が出ていったあと、狂ったように泣きながら笑っていた。

その後雪次郎は風車に行き、なつ達とお酒を飲んだ。

朝までカウンターで飲んだ雪次郎は、起きてから事情を話した。

「それは嘘なんじゃないかい？その新しい劇団に雪次郎くんを行かせるための」亜矢美が言う。

「俺もそう思うな」蘭子の付き人をしていた咲太郎も亜矢美と同じ意見だった。

「もう一度正直な気持ちを伝えてみたら？私は何があっても、雪次郎くんの味方だからね」なつも励ます。

しかし雪次郎は、スッキリしない顔のまま帰って行った。

“なつよ、君も正直に誰かに気持ちを伝える日が来るのだろうか”

朝ドラ『なつぞら』第102話

なつ達が作ったテレビアニメが、日曜日に放送された。

柴田牧場の皆も楽しみにしていた。

照男の息子の地平も喜んでいたそうだ。

泰樹も仕事の手を止めて、見てくれたとのこと。

なつの名前がでて思わず「おお！」と言ったそうだ。

しかし、職場では坂場のこだわりが強くて揉め事ばかりだった。

なんとかなつが丸く収める日々だ。

その頃、雪次郎は雪月に戻っていた。

急に帰ったので皆驚く。

「父さん、クリスマスケーキを作るべ！」

「どうしたんだ？」

雪次郎は雪月に飾ってあった舞台のポスターを剥がす。

「諦める時は潔くって言ってたべ？」

「諦めたのか？」

「諦めたと言うか、俺は満足したんだ」

「逃げてきたわけじゃないんだな」

「逃げてねえ。捨ててきた！父さん、また俺を鍛えてくれ」

「分かった」

蘭子は風車で、雪次郎が北海道に帰ったことを聞く。

「本気でやめろって言ったわけじゃないのに・・・」

「雪次郎くんは、それも分かった上で菓子職人に戻ったと思いますよ」

“ああ、なつよ、降り積もる雪がいずれ溶けるように、あとに残るのは恋か”

第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』の感想

雪次郎が雪月に戻って、寂しいって気持ちよりもホッとしました。

蘭子さんは本当は優しい人。

天陽くん、たまにでも出てくれて嬉しいです。

TVアニメに苦戦するなつ達ですが、新しいアイディアもたくさん出てきて凄いなと思いました。

次週はついになつの恋！楽しみです。

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