福本伸行・伝説の麻雀漫画原作『天 天和通りの快男児』の実写ドラマがフィナーレへ。
ついに向かえた最終回では、長かった東西対決の最終戦、天と原田の一騎打ちの決着がつきます。
当記事では『天 天和通りの快男児』12話のネタバレあらすじ&感想・実写ドラマ版の評判をまとめています。
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天 天和通りの快男児最終話のあらすじ
残された時間はわずか、追いつくか天
11話のラストから局が進んだ最終戦からスタートする。二人の点差は一万千百点、天が勝つには親満が最低条件。
天が聴牌まであと僅かになるとひろゆきは「辿り着くんだ、懸命に打てば必ず」と応援するも原田も手は遅くない為、天に残された時間はあと僅か、そして原田も役を確保し、聴牌まで後少しの状態となる。原田に和了られたら天の負けが確定してしまう。
ひろゆきが「天さんには2つの縛りがある。一つは満貫以上の手縛り、もう一つはステージBの看破、そのためには強運が必要だ」と分析する。
原田が手の作り方に悩み、結果裏目に出て手を遅くする。これを見ていた部下は「あかん、狂い始めとる。原田さんの直感、流れが」と心配する。
対して「天さん、そろそろまずい」と心配するひろゆきに天は「ひろゆき、大丈夫だ。原田も苦しい。まだハレていない。やつの手を見てもそれは明らか。奴ももがいているんだ」と心の中で語る。
思い通りに手が進まない原田「勝ちは目前なんや、なんでひけんのんじゃ」とイラつく。
天は「鳴かない方が良いに決まってる、俺はただ和了ればいいんじゃない。満貫にたどり着かなければならないんだ。だとすればこの二索は鳴いちゃいけない。
しかしこれは直感、あれが唯一運命が与えてくれたチャンス。そんな予感。何度も何度も思い知らされたことだが、やはりそう、逃げるものもまた苦しい。有利なものも同じだ、苦しい。だから追うんだ!可能性を。捨てるな、最後の最後まで勝ちを!」と直感に従いチーをする。
ひろゆきが「天さん、打ってきた、最後にとんでもない博打を」と驚く。
天は「原田、ここまでだ。宣言する。聴牌」とステージAは天の勝ちとなる。
最後のステージB
原田は「だがまだ負けたわけやない。最後の最後、天に鳴かせたんはでかい。この鳴きは奴の傷。あの鳴きでやつの手作りの方向性はかなり明白になった」と和了牌を推測する。
しかし原田の選んだ2牌はハズレ。天が5牌ツモする権利を得る、2牌目で天は裏返した牌をきる。
これをみた原田が「なんやと!?」と驚く。
このタイミングで和了牌を引いたにも関わらず見逃しを行った天に対して「安目見逃しか、失ったのう。この土壇場で和了牌を引いて和了れんのは最悪や。これでもうそうそうは引けん。引けるもんやない。流れはこっちじゃ」と勝ちを確信する。
案の定5回のツモで和了れなかった天に「当然や、5回のツモで2回も和了牌をツモられてたまるか。やつはあの最初の和了牌を物にできんかった時点で失ったんや、勝機を。もうチャンスはやれへん。こんだけの材料があるんや。看破したる」と自信満々に分析をしはじめる原田。
この2種で間違いないと和了牌を選択するも外す原田、しかし天はツモれず、原田は3回目の選択となる。
「思いもかけず手こずったが、それももう終わりや」と1枚選択するも外れ、「アホな」と疑心暗鬼になりはじめる原田。様々な可能性を模索して「引導じゃ!」ともう1枚をきるがこれも外れる。
「天は何をした!?あらゆる可能性は探った」と翻弄され、混乱する原田。
東の天、西の原田、東西対決決着の時
原田は天のカンした牌をみて天の手の内に気付き、驚く。その様子をみた天は「そうだ原田。
俺が初っ端の2牌目に和了牌を引きながら和了らなかったのは、安目の見逃しではなく、まだ満貫の手に至らなかったから。しかしそれは今、成した」と立直後のカンで満貫手になったを示唆する。
天は「ただ、尽くす。緩ませない。最善を尽くす。それこそが、戦うものの使命。原田、長かったなー。終了だ!」と満貫で和了る。
原田は「満貫イコール4役と言う常識に縛られ、的はずれな看破を繰り返し、多面待ちという幻にも惑わされた」と敗因を分析する。
「天、ひとつ教えてくれ。聴牌の時点では三役、白と中は残り一枚。なんでそんな偶然に賭けたんや?」と原田が天に尋ねる。
天は「原田、これは偶然じゃない。お前の捨て牌に白と中がなかった。恐らく幅広い一向聴だったお前の手牌に白と中があることはない。ということは山の中にあると俺は考えた。
この二人麻雀、相手に看破されなければひたすらツモることが出来る。つまり白と中をツモって暗カンすることが充分有り得る現実的な出来事。俺にはそれが見えていた。
お前にはそれが見えていなかった。もちろん、この白と中が王牌に潜んでいる可能性は充分にあった。ただ今日、今日と言う日においては、山にあった。深かったんだ。お前の現実より、俺の現実が。ただ、それだけのことだ」と語る。
天の勝因を聞いて納得した様子の原田は「俺の負けや」と一言残してその場を去る。
帰路についたひろゆきは「天さん、お疲れ様でした。原田との点差はわずか1200点、本当に痺れる戦いでした!」と天に声をかける。
「ひろゆき、勝負っていうのは勝たなければ意味が無い。この1200点、差は僅かだが、とてつもなく重い。勝つものだけがすべてを得るんだ。
俺は信じている、たとえどんな境遇であろうが、それだけで勝負は、人生は決まらない。その想いが背負わせる、投げさせない。誤魔化すことを拒否させる。幸運も不幸もすべて抱え込み、運命にすべてを尽くす。それが出来るものだけが、勝利に辿り着く。そういうことだ」とひろゆきの方を叩き、歩き出す。
ひろゆきは天の偉大な背中を眺め、何かを感じている様子。
東西対決から1年後
文房具店にホッチキスの営業をしているサラリーマンのひろゆき。
同僚に仕事帰りに飲みに誘われるひろゆきだが、断り覇気の無い様子。
「あの東西戦から一年が経った。自分の麻雀の限界を悟り、俺は麻雀から身を引いた。
決して届くことのない、天才たちの幻影、麻雀で生きていく資質。大切な何かが、自分には無かった。その劣等感が、生涯拭われることは無い。身体を薄い膜で何層と覆われ、次第に無気力。何をやるにもタイギで面倒。人生は不遇のままで終わることもある。いいとこ一つ無く、立ち枯れ、朽ちることもある。
もしそれが自分なら、自分自身という者ならしかたがない。ただ、それでも進むべきだったのだろうか。二流と知りつつも」と雀荘の中に。
そこには常連から連勝しいる立て髪の男、天の姿が。天が「次は誰だ?骨のあるやつはいねぇ~のか?」と言っていると「お久しぶりです、天さん、僕と打ちませんか?」とひろゆきが声をかけ、天が微笑む。
天 天和通りの快男児 最終話の感想
ついに東西対決の決着がつき、天が完結してしまいました!
そして最終話も出ました!天の名言「どんな境遇であろうが、それだけで勝負は、人生は決まらない。その想いが背負わせる、投げさせない。誤魔化すことを拒否させる。幸運も不幸もすべて抱え込み、運命にすべてを尽くす。それが出来るものだけが、勝利に辿り着く。」
完全に理ではなく、精神的な部分、折れない心の何かでしょうね。信念というべき部分でしょうか。普通の人はギャンブルしててこんなこと言えないですよね。
そして!最後の終わり方、続編がありそうじゃないですか?そう!漫画の原作ではまだ続きがあり、ひろゆきを主役にしたスピンオフ作品もあるので、ドラマも続編があるかもしれません!
天の1話~最終話の12話まで視聴した感想ですが、福本先生の作品の味はなんと言っても心理描写!この部分が反映出来ていたかってところが肝になると思います。
私としては、ひろゆきや部下達の心の声が解説役になることで、心理描写はよく出来ていたと思います。一番演技としては原田役の的場さんが素晴らしかったと思います。最後の去り際は仁義溢れる立ち回りでした。
映画ではカイジ、ドラマでは零など福本先生の作品は実写化でも成功しており、どんどん増えてきているので今後も楽しみですね。
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