さて、前回の予約では宮崎で俊吾と再会する映像がチラッと見えました。第4回で会った俊吾は結局は幸子が見た幻でした。
今回は本当に俊吾と再会できるのでしょうか?
気になる「忘却のサチコ」第6歩「けごんす! 試練の宮崎グルメ旅」のネタバレあらすじをお送りします。
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『忘却のサチコ』6話のあらすじ
ある日、幸子(高畑充希)の元に宮崎で暮らす従姉妹から結婚式の招待状が届くが、結婚式当日に婚約者・俊吾(早乙女太一)に逃げられた幸子を気にかけ、母・初代(ふせえり)は幸子を引き留めようとする。しかし、従姉妹をお祝いしてあげたい一心で宮崎へ向かうことを決意した幸子だったが、“ある症状”を抱えていて…。
幸子は結婚式までに“ある症状”を克服するため、宮崎の美食で忘却を試みようと観光タクシーの運転手(温水洋一)に宮崎のおいしいもの巡りを頼むことに!そこで幸子が出会ったのは宮崎名物の数々だった!
さらに観光地・青島ではある言い伝えを聞いた幸子は…
隠れた美食の宝庫・宮崎編!
俊吾とまさかの再会!?
【実写ドラマ】『忘却のサチコ』6話のネタバレ
その一言が言えない!
ある朝、マンションのリビングで佐々木幸子(高畑充希)は一枚の案内を見ていた。
宮崎県に住むいとこのあゆみの結婚式に招待されたのだ。
婚約者の俊吾に結婚式当日に失踪されてから数カ月。幸子の母・和代(ふせえり)は、まだ傷も癒えてないのに無理して出席することはないと言う。
「何言ってるのお母さん。こういうことはきちんとするのが当たり前よ。あゆみのけ……け……」
幸子は結婚と言いたいが、結婚式に俊吾に逃げられたトラウマか、結婚と言おうとするとどうしてもどもってしまう。
「もしかして、言えない単語があるの? 落ちついて深呼吸」
なぜか結婚と言うと過呼吸のようになるようだ。
「新郎に逃げられたあんたが無理して来なくていいって、先方も言ってるから」
と母は引き止めた。
「直接会って心をこめて祝福したいの——」
幸子の熱意におされて、母は宮崎行きを認めた。
いざ宮崎へ
幸子は宮崎に向かう飛行機の中で、「九州産のあごだしゆずスープ」をいただく。
「透き通ったきれいなスープ。さっぱりしたあごだしにゆずの香り。これはおいしい——」
うまく結婚と言えるようになるかはともかく、宮崎の旅もおいしいものと出会えそうな予感がした。
空港の外では観光タクシーの運転手・日高(温水洋一)が迎えてくれた。人の好さそうな気さくな中年男性だ。
「宮崎ははじめてですか?」
「はい」
幸子は答えた。
「じっくり味わってもらい。宮崎を好きになってもらわんと」
幸子は今回の旅の目的をいとこの結婚であることを告げようとするが結婚と言おうとすると、
「け……け……」
とつっかえてしまう。日高はそんな幸子の様子を心配そうに見ている。
(まずい……あゆみに会う前に、この症状を何とかしないと……)日高は幸子を楽しませようと宮崎グルメの代名詞をまず案内する。
「ふるさと料理杉の里」
宮崎と言えばチキン南蛮と冷や汁。幸子はセットで頼んだ。
まずはチキン南蛮。
「うーん。このタルタルソースと甘酢のハーモニー、たまらない。ガッツリ系の見た目に反して、以外にもあっさりと感じるのは鶏のムネを使っているからかしら。肉を包みこむ衣が驚くほど主張してこない。ひかえめなまるで奥手な男子。静かにそこにいてしつこくなく素直にお肉の味を楽しませてくれる。愛おしい奥手な奴——衣」
「いける。ガンガンいける」
続いては冷や汁定食。
幸子は冷や汁の入ったお椀を手に持った。
「本当に冷たい」
冷や汁を麦飯にかけておたまでかき混ぜて食べる。
「あー何これ。想像していた冷たいお味噌汁と全然違う。味噌の風味とよく効いたおだし。そこにごま、崩した豆腐、きゅうり、大葉、みょうが、そして麦飯。あっさりしてさわやかなのになんてコクなの。さらさらと口に入っていく」
幸子は焼き目刺しを頬張る。
「焼き目刺しからの冷や汁。これは止まらない。止められない」
これが宮崎。
ふぅー。
空腹が満たされて、一息つくと、あゆみへの手紙を読んでみた。
しかし結婚のところで、やはりつっかえてしまう。
あせりのせいなのか、店を出る頃にはすっかり消耗して、生まれたての仔牛のように足がガクガクした。
「お客さん、大丈夫?」
日高がかけよって抱きかかえるようにして、後部座席へ座らせた。
タクシーを走らせるうち、幸子は回復してきた。
「落ちつきましたか?」
「大変ご迷惑をおかけしました」
「冷や汁は作る家によって違うけど、あそこの店は絶品だよ」
タクシーを止めて日高はマンゴーの店を案内した。
「宮崎はマンゴーの国ですから」まんなかに種があるから中央を取り除く。格子状に切れ目を入れて広げる。
マンゴーを見て、幸子は俊吾の思い出がフラッシュバックした。
「太陽のたまごって食べたことある? いつか宮崎で2人でマンゴー食べたいね」
マンゴーの話をしてから俊吾はプロポーズした。
幸子が台所でうどんを湯がいている時だった。
「そろそろ結婚しない? こんな風に毎日幸子さんといたいから」
幸子はそっけなく答えた。
「確かにいいかもしれません。2人で働きながら生活すれば、経済的にも効率的でしょうし、結婚すれば社会的信用も得られますし。私も賛成です」
俊吾はよかったと言ったが、あまりにも理詰めな言葉に俊吾の顔は曇った。
「あの時の俊吾さんの一瞬のさみしそうな顔——」
私はなんて冷たい態度をとったんだろう。
幸子はいきなり東京へ帰ると言い出す。
「こんな冷たい人間にあゆみを祝福する資格はありません」
日高はあわてて引き止めた。マンゴーを幸子にすすめた。
あまりの甘さに幸子はうなずきが止まらない。
「ちょうどこの先にとってもいいところがあるから」
青島神社へ
橋の向こうに青島という小さな島があってそこに神社がある。
幸子が神社に向かうと、そこは縁結びの神社だった。
カップル、カップル、カップル。今の幸子には毒だった。なぜか喉が乾いて、引き返し日高に水をもらう。また東京に戻りたいという幸子に日高は宝貝をみつけたら幸せになるという砂浜を案内する。
砂浜は全部貝でできているから全体が白いのだと言う。
幸子は祝いの言葉のかわりに、
あゆみ夫婦のために宝貝をみつけて本宮に供えた。
「あゆみが旦那様とずっと幸せでありますように」
と幸子は手を合わせた。
「宮崎はフェニックス・ハネムーンとか言ってね。新婚旅行と言えばみんな宮崎に来ていた時代があったとです」
青島どれ海鮮定食
神社の往復ですっかりお腹が空いた幸子に日高は「港あおしま」に案内する。
幸子が頼んだのは
「青島どれ海鮮定食」
皿の上には色とりどりの刺身が盛ってあった。
「こんなにたくさんのお刺身が。これだけの魚を独り占めできるなんて贅沢」
「まずはカンパチ。あーぷりっぷり。この新鮮さたまらない。ちょっと待って、お醤油が甘い。この甘いお醤油がおいしい」
「次はヒラアジ。ほどよく脂がのってトロットロ」
「湯引きハモ。コリコリとした歯ごたえ。ハモの濃厚な味と酢味噌の酸味のハーモニーがたまりません」
「ハガツオ。やわらかい。そして甘い。そこにあぶりの香ばしさのアクセントが」
「太刀魚のお刺身って珍しい。甘くて柔らかいこれはいくらでも食べられちゃう!」
「ほかほかごはんととれたての新鮮なお刺身とのコンビネーション。それに甘いおしょうゆという未知なるルーキーがくわわり、今私の中で完全なる無敵の青島トライアングルが完成しました!」
窓から見えるきれいな青島を見て幸子は思った。
「いつまでもしみったれてはいけない。大好きなあゆみにちゃんと直接言わなくては」
今回もまた幸子は仏教なのかキリスト教なのかおいしいモノを食べて、宗教的な恍惚の境地を味わった。
結婚式会場
ウェディングドレスを着たあゆみをまぶしくみつめる幸子がいた。あゆみは幸子をみつけて、
「さっちゃん、ありがとう。来てくれたんだね」
幸子は深呼吸して言った
「あゆみ、結婚おめでとう」
ようやく結婚の言葉が普通に言えるようになっていた。
宿泊するホテルにチェックインして部屋へ向かう幸子の足がふいに止まる。
床をモップがけしている清掃員の顔に目を奪われた。
「俊吾さん……」
【実写ドラマ】『忘却のサチコ』6話の感想
さて、今度こそ本当の俊吾なんでしょうか?
次回は宮崎編のラストとなるようです。宮崎のおいしい料理も楽しみですが、俊吾との再会でドラマの展開も楽しみですね。
それにしても宮崎はマンゴーに海の幸にと美味しそうなものばかりでした...。
『忘却のサチコ』7話のあらすじ
第七歩「決戦!?宮崎鶏とうどんとアナタ」
宮崎県を訪れた幸子(高畑充希)は宿泊しているホテルで、結婚式当日に失踪した婚約者・俊吾(早乙女太一)を見かけたような気がしてホテル中を探し回ることに。
しかし、幸子は以前にも別人と俊吾を見間違えていることから、確信が持てずにいた。
幸子は心を落ち着かせようと、観光タクシーの運転手・日高(温水洋一)に紹介してもらった宮崎名物を食べるため、宮崎一番の繁華街ニシタチ通りへ足を運ぶことに。
そこで幸子を待ち受ける、豪快な炎に包まれた元祖・宮崎名物とは!?
宮崎の美食で心を落ち着かせ、ホテルに戻った幸子だったが、遂に俊吾と再会することに。そこで俊吾がとった驚くべき行動とは…。
さらに宮崎県民が愛する優しい朝うどん&ご当地パンも登場!幸子の気持ちが揺れ動く、宮崎編最終章!
俊吾との行く末はいかに!
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