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【見逃し配信】朝ドラ「なつぞら」第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』のネタバレあらすじ&感想

【見逃し配信】朝ドラ「なつぞら」第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』のネタバレあらすじ&感想

記念すべき100作目となる、NHK連続テレビ小説『なつぞら』が2019年4月1日よりスタートしました。

この記事では、6月17(月)~6月22日(土)に放送される67話〜72話となる第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』のネタバレあらすじ&感想をご紹介していきます。

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第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』のネタバレ・あらすじ

朝ドラ『なつぞら』第67話

8月15日に千遥に会いに行った、咲太郎となつ。

叔父と一緒にいた千遥らしき人に声を掛けるが、人違いだった。

その子は、千遥を引き取ってくれた親戚の子供だったのだ。

家に案内されると、叔父が謝ってきた。

「すまない、千遥はもういないんだ」

5歳で引き取られた千遥は、叔母からきつく当たられて6歳の頃に家出してしまったそうだ。

その叔母は、2年前に他界している。

警察に届けも出しているが、進展はないようだ。

「どうして知らせてくれなかったんだ!施設の住所も、なつの北海道の住所も渡してあったでしょう」

「それらの手紙は、千遥が持っていってしまったから連絡先がわからなかったんだ・・・」

6歳でひとりぼっちになってしまった千遥にショックを受けるなつ。

風車に戻ると、信哉がプレゼントを準備して待っててくれた・・・

亜矢美と信哉に、事情を説明した。

「警察に届けを出しているなら、何かあれば連絡が来るはずだ。それが来ないってことは、千遥は生きているのだろう」

咲太郎は願いを込めて、そう言うが、なつは自分だけ幸せに暮らしていたと落ち込む。

「なっちゃん、そんなふうに考えるもんじゃないわよ」

亜矢美も励まそうとするが、なつは聞く耳を持てないようだ。

そのまま部屋に上がってしまった。

なつの机の上には手紙とプレゼントが置いてあった。北海道から富士子の手紙だ。

そこには、

“なつ、二十歳の誕生日おめでとう。

東京で頑張っていますか?

父さんと一緒に万年筆を選んだので、使って下さい。

たまには手紙を書いてね、皆喜びます。母より”

と書いてあった。

そう8月15日はなつの誕生日だったのだ。

なので、この日なら千遥も思い出してくれるかもしれないと考えて会いに行ったのだ。

なつは手紙を読み、泣き崩れた・・・

朝ドラ『なつぞら』第68話

千遥の行方の手がかりが消え、落ち込むなつ。

亜矢美が励ますが、なつのショックは相当なものだった。

「何で私は生きてるんだろ?私だけ好きな夢を追って、それで良いんでしょうか?」

「生きているんだからしょうがない。生きていく理由なんて自分で作るしかないのよ」

咲太郎もなつに話す。

「俺が悪かった・・・俺が千遥をあんな目に合わせてしまったんだ。

けど、俺は千遥はどこかで生きていると信じてる」

「私は今すぐ千遥を探さないと、絵なんて描けないよ」

「千遥のために書くんだよ。漫画映画を千遥に見せてやれよ。千遥のために作れ。

なつ、お前は絵を書け」

「お兄ちゃん・・・これ書かないと明日会社に行けないから」

そう言ってなつはキャラクターデザインを再開させた。

なつが選んだキャラは、牛若丸の母だった。

なつの実母と富士子の顔を思い出しながら仕上げていった。

一方十勝では、寝ていた富士子が起きる。

「どうした?」剛男も気づき、声をかける。

「夢見てた。子供の頃のなつが一人で泣いてた。誕生日だからかね?大丈夫かね」

「大丈夫だよ、なつはもう子供じゃないんだから」

翌朝、机でそのまま寝ていたなつは慌てて起きて支度する。

居間に降りると、咲太郎と亜矢美がケーキを囲んで待っていた。

「なつ、二十歳の誕生日おめでとう。ノブがせっかく買ってきてくれたから食べよう」

「ごめん、急いで仕事行かなきゃ。だいぶ遅刻だけど」

「じゃあ一口だけ」

亜矢美が食べさせてくれた。さらに、おにぎりまでつくってくれていた。

「亜矢美さん、ありがとうございます。心配かけてすいません。行ってきます」

なつは走って会社に向かった。

「あんたも昨夜は寝てないんでしょ、偉かったね、咲太郎」

「なつだけでも、守らないとな。千遥には本当に可愛そうなことをした」

咲太郎は泣いていた。

朝ドラ『なつぞら』第69話

なつは次回作のキャラクター案を提出した。

書いてきたのは、牛若丸の母親の常盤御前だ。

「僕はこれに惹かれるな。一番母性を感じる」

「またこれは、仲ちゃんのなっちゃん贔屓じゃないのかい?」

「贔屓で作品は決めないよ」

昇はマコの書いた常盤御前を押した。

常盤御前の人物像がよく分かる絵だった。少し怖い顔だ。

「常盤御前は、侍女から側室にまであがったしたたかで強い女性です」

それをイメージしてマコは書いたという。

「なっちゃんはどう思う?」

「私は、こんな怖い母親は嫌です。漫画映画は子供が見るものです」

「どっちの常磐御前も内面的にはあるんだよな。だから2人とも中途半端ってことだ」

とりあえず、常盤御前は保留になった。

昼休み

いつもの日課で、なつの服装をスケッチしている下山は今日の服装が以前と同じコーディネートだと気づく。

「何かあった?」

「いえ、何も」

「嘘だね、明らかに何かあった。服装が一緒だもの」

元警察官だった下山に、千遥のことを相談した。

「あの頃は警察も混乱してたからね。でも奇跡なんてもんは、人間が当たり前のように持ってるもんだ。

きっと誰かに助けられているんじゃないかな」

その後、なつとマコは努に呼ばれる。

「2人の絵を合わせて書いてみたんだけど、どうかな?」

努は2人の意見を合わせて、常盤御前の絵を書き直してくれた。

「なっちゃんは、誰かを想像して書いたの?」

「はい、北海道にいる母を」

「やっぱりお母さんか。子供からするとやっぱり母親の良いところばかり見てしまうからね。

でも母親だって一人の人間だ、人に見せられないようなところだってあるんだよ」

こうして常盤御前のキャラクターも完成した。

朝ドラ『なつぞら』第70話

仕事が終わり帰宅すると、信哉が風車で待っていてくれた。

「ちゃんと仕事に行ったってきいて安心したよ」

「誕生日ケーキありがとう。まだ時間ある?上がっていかない?」

風車に行くと、茂木社長が来ていた。

「なっちゃん、川村屋のマダムに聞いたよ。アニメーターになれたんだって。おめでとう

そんななっちゃんにプレゼントだ」

茂木社長は、海外からディズニーのアニメーターの教科書を取り寄せてくれたのだ。

「すごい、でも全部英語だ」

「だからね、はい、これも。頑張って自分で調べるんだ。

白蛇姫は中々色っぽくてよかったよ。ああいうのがもっと増えると良いね。頑張んなさい」

そう言って渡されたのは英語の辞書だ。

信哉は「僕にできることがあったら何でも言ってね」と話す。

「ありがとう。北海道には手紙を書いておく。もしかしたら千遥が行くかもしれないから」

咲太郎が帰ってきた。

「なつ、お前のところまた新しい作品を出すんだって。うちの亀山蘭子がまた声優に選ばれたんだ。

前回の白蛇姫が評判良かったからな」

「そうだお兄ちゃん、漫画映画のポスターに名前が載るでしょ。私が頑張ってここに名前が載ったら、千遥が気づいてくれるかもしれない」

「そうだな、良い案だ。頑張れ!」

そして北海道では、富士子が手紙を読みながら泣いていた。

千遥のことが書かれていた。

“千遥にも私の母さんみたいな人が、いてくれるといいな”とも書かれていた。

なつは下山の班に配属された。

メンバーは、リーダーの下山、堀内、マコ、茜、なつだ。

アクションシーンが得意な、下山の元で頑張ることになる。

ライブアクションという撮影の現場で、亀山蘭子と咲太郎にも会うことが出来た。

そこでは新たな出会いも待っていた。

朝ドラ『なつぞら』第71話

ライブアクションに参加したなつ。

実際に人の動きを撮影し、そこから絵を書いていく。

その撮影現場には新人の東洋動画所属の監督見習い、坂場(中川大志)がいた。

坂場は不器用でカチンコもまともにならせないような人物だった。

後日、作画課に坂場がやってきて、

「この動画の動きは、おかしくないですか?」と尋ねる。

そのシーンはなつが書いたもので、牛若丸が馬に乗って、怖がりながら坂を降りるシーンだった。

「なにかおかしいですか?」

「いえ、こちらがおかしくないかと聞いているんです。怖がっているのにどうして前のめりなんですか?」

「実際の動きとは違うかもしれません。アニメでしか出来ない動きなんです。

そういうことができるのがアニメのいい所。怖がっていることを、表情でも表現しています」

なつは懸命に説明したが、理詰めで攻めてくる坂場。

結局なつが折れ、書き直すことになった。

作画課のメンバーは、変なやつが来たなと思っていたが、努や昇は

「この会社の方向性が決まっていないんだ、だからこんなことになる」

と、リアリティを求めるかどうかの判断が、まだアニメーションを始めたばかりの東洋動画にはないのだよと言う。

そんな坂場は、東大の哲学科出身だとあとでモモッチが教えてくれた。

絵が書けないからこそ、細かいことが気になってしょうがない性格なのだろう。

朝ドラ『なつぞら』第72話

なつは桃代と川村屋にやってくる。

すると、奥の席に見覚えのある人物が・・・坂場だ!

坂場に指摘されたことが気になり、なるべく近づきたくないなつ。

そんななつを面白がって桃代は、同じ席を勧める。

なつは、坂場と話すが、やっぱりいまいち噛み合わなかった。

そんな時、マダムがやってきてある相談をする。

「雪次郎くんがね、ここを辞めて役者になるって・・・私では説得できそうにないのよ」

それを聞いたなつは雪次郎と話をする。

「どういうことなの?」

「役者になりたい。なっちゃんみたいに夢を追いたいんだ。オーディションも受けた」

「まだ決まってもないのに川村屋をやめちゃうの?

おじさんとおばさん、トヨばあちゃんにはなんていうの?」

「それは・・・これからだ」

説得しようとするなつだが、雪次郎の意志は固く聞く耳を持たなかった。

第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』の感想

千遥が無事か心配です。いい人に助けられていますように。

雪次郎・・・なつみたいなのが近くにいたら自分も夢を追いたくなっちゃいますよね。

頑張って雪月の家族を説得してほしいです。

それにしても坂場はめんどくさいやつですね。

今後のなつに、どのような影響がでるか楽しみです。

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  • この記事を書いた人

chi

アニメとマンガが大好きな理系女子です。 最近はドラマにもハマっており、最新テレビのトレンドはイチ早くチェック。得意なドラマの感想や、アニメ記事をお届けしていきます!

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