前回、第2話はギアゴースト副社長・島津裕の過去があきらかになりました。
今回は社長・伊丹大の過去があきらかに。帝国重工時代には一体何があったのでしょうか?
日曜ドラマ『下町ロケット2』第3話のあらすじネタバレ・感想をお送りします。
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日曜ドラマ『下町ロケット2』3話のあらすじ
https://youtu.be/Ns0UV7yJdxA
ギアゴーストの協力のもと、新作バルブシステムの開発も順調に進み、最後の難関である燃焼実験のみとなっていた。
そんなある日、帝国重工の水原(木下ほうか)に呼ばれた佃(阿部寛)は、信用調査を受け入れなければならないと告げられる……。
その背景には、ギアゴーストとの買収話が関わっているという。
信用調査の当日、殿村(立川談春)が自宅を出ようとすると、父・正弘(山本學)が倒れてしまい、緊急手術に。殿村不在のなか、帝国重工の審査部信用管理室の安本(古坂大魔王)に詰められる佃製作所メンバーは、指示された覚えのない書類の不備で窮地にたたされる―。
果たして佃製作所はこのピンチをどう乗り切るのか!
日曜ドラマ『下町ロケット2』3話のネタバレ
ギアゴースト副社長島津裕(イモトアヤコ)が紹介してくれた町工場の素材で帝国重工の新型ロケット用のバルブは製品規準テストをパスした。
帝国重工の製品テストにも合格し、帝国重工のロケット開発チーム、佃製作所のメンバーも手をとりあって喜びをわかちあった。
佃製作所社長・佃航平(阿部寛)と娘・帝国重工社員である佃里奈(土屋太鳳)もがっちりと握手をかわす。佃の娘であることから社内でもプレッシャーがあったようだ。だが里奈はおくびにも出さず。
「パパもこれでやっと仕事が落ちつくわね」
「いや、もう一つやることがる。宇宙の次は大地だ」
買収先のトランスミッション・メーカーギアゴーストと共にトラクター用の「トランスミッション」の開発をめざしていた。
佃と経営部長・殿村道弘(立川談春)は顧問弁護士・神谷修一の事務所でギアゴースト社長・伊丹大(尾上菊之助)、副社長・島津、顧問弁護士末永孝明(中村梅雀)をまじえて買収の書類手続きをしていた。
買収の手続きが完了するまで、後1ヶ月となっていた。神谷と末永は言う。
「M&Aは企業同士の結婚と言われています」
「これからの1ヶ月は結婚前のお互いを知り合う反同棲生活のようなもんですよ」
神谷は続けて買収が正式に成立するまで、買収の事実は隠すように佃と伊丹に念押しをした。買収が外部に漏れると厄介なことが往々にして起こる。なにより従業員に知られると、こころよく思わない者も出てきて、社内にゴタゴタが起きてしまうという。
「いい結婚になりそうですね」
佃と伊丹はがっちりと握手した。
なぜか買収を知った帝国重工から信用調査を迫られる
田植えの時期がこようとしていた。
殿村は実家の田圃の田植えを手伝わなければならない。佃は田植えの手伝いを申し出た。殿村の田圃は佃製作所がトランスミッションで勝負するきっかけを作った場所だ。
「自分たちが何を作ろうとしているのか、もう一度原点に戻りたくてな」
一方、ギアゴーストでは女子社員・坂本菜々緒(菅野莉央)が伊丹の読んでいる書類の文字が端末に映り込んでいるのを目撃、買収の事実を知ってしまう。坂本は同僚の柏田宏樹(馬場徹)に洩らしてしまう。柏田は、同じ中小企業の佃製作所に買収されることが面白くない。
「ギアゴーストはいずれ上場する」と言う伊丹に信じてついてきたが、ここに来て不信感を抱くようになる。
ケーマシナリーの知財部長・神田川敦(内場勝則)と顧問弁護士・中川京一(池畑慎之介)も既に買収の情報を入手し、何か悪巧みを練っているようだ。
帝国重工にもどこからか買収の情報が入り、宇宙開発部長の水原重治(木下ほうか)は、ギアゴーストを傘下に入れるということは佃もギアゴーストと同じ経営状態とみなされ、取引が停止されるおそれがあると警告してくる。
帝国重工・法務部に直接情報が入って、次期帝国重工社長候補(神田正輝)が見過ごせないと言って来たのだ。
帝国重工のリスク管理部門が買収に強い懸念を抱いているため、佃製作所は帝国重工の信用調査を受けることになった。財務状況のヒアリングが行われるため、佃製作所の社員たちは一丸となってその準備を始めた。
田植えまで1週間に迫っている。佃に同行するつもりの立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)はそれまでに信用調査の準備が間に合うか気が気ではない。社員の中で軽部真樹男(徳重聡)だけが非協力的で冷めていた。
ギアゴーストでは熱心にトランスミッション作りに励む島津と社員たちを、柏田が憤った目でが見ていた。
「そもそもなぜ帝国重工が買収の話を知っているんでしょう?」
佃製作所かギアゴーストの誰かが外部に情報を洩らしているとしか考えられない。
スパイがいる?
佃は帝国重工の信用調査の話を伊丹にした。
伊丹は「帝国重工はかなり厳しい姿勢で望んできます」と警告した。
それは伊丹と島津がかって帝国重工を追い出された立場だからと言う。
8年前、伊丹がいた機械事業部は業績悪化により存続の危機に立たされていた。下請け会社にもコストダウンを要求していた。
ところがある下請け会社の社長(中尾彬)は当時の帝国重工会長・藤岡と大学の同窓であり、なかなか値引きに応じなかった。
業績回復ののため新部長になったのが的場俊一だった。
社長が土下座して謝るのもふりきり、的場は容赦なく下請け会社の取引を停止した。会社はあっという間に倒産。厳しいコストダウンをして帝国重工は業績を回復した。
自社の利益を最優先し、非情な手段をいとわない帝国重工の論理に疑問を持ち、伊丹は機械事業部の改革を提案した。
ところが周囲の反発にあい、帝国重工の墓場と呼ばれる部署に飛ばされた。
そこには同じように開発部から飛ばされた島津がいた。
ギアゴースト発足のきっかけだ。
伊丹はギアゴーストのせいで厳しい立場に追い込まれた佃にわびるが、
「関係ありません。相手がどうこようと文句なんか言わせません。うちにはそれに耐えられる大番頭がいます」
財務について殿村に絶大な信頼を置いていた。
帝国重工審査部信用管理員・安本年男(古坂大魔王)は、佃製作所をちっぽけな会社のくせに、ロケットバルブの成功にいい気になって、訴訟を抱えた会社を買収したと軽く見ている。
さらにかつて島津を閑職に追い込んだ帝国重工・製造部部長奥沢靖之(福澤朗)の大学の後輩であり。奥沢の後押しも受けていた。
トランスミッションに刺激された佃のボーリングは絶好調。また島津の車に送ってもらう。
島津は伊丹について語った。
伊丹の父親は小さな町工場の社長だった。コツコツと物作りをする人柄だったが、仕事が減り、最後には社員3人だけになった。最後には社員に退職金を払い会社を畳んだ。
父親の背中を見てきた伊丹は
「なによりも人を大切にする人なんです」
島津は伊丹を「私の居場所を作ってくれた人です」と言う。
伊丹は佃製作所に重荷を背負わせて、買収を辞退しかねないくらい自責にかられて、追い詰められていた。
実際の畑で感じる田植機とトランスミッションの重要さ
家に帰るとめずらしく里奈がビールを飲んでいる。
安本に佃製作所のイヤミを散々言われてムシャムシャしていた。里奈は買収の件を心配している。
佃は買収を結婚になぞらえて、
「結婚てむずかしいな。私生活でも結婚失敗してるしな」とぼやいた。
「パパとママが結婚したから私が産まれた。それを失敗なんて言わないで」
里奈の言葉に佃は目が開かれる思いがした。
信用調査の準備は終わった。
新潟県燕市。田植えの日がやってきた。
殿村、佃、山崎、立花、加納の上にギアゴーストの伊丹・島津も参加した。佃が誘ったのだ。
ところが、殿村の田植機が水田の真中で故障で動かなくなる。みんながズボンの裾をあげ、素足になって泥に足を入れる。
「気持ちいい」
最初はイヤそうにしていた伊丹も覚悟を決めて泥に足を入れた。顔色がかわり目を輝かせた。
みんなで畦に田植え機を引っ張り上げた。1日で田植えを終わらせるために、田植え班、田植機修理班に別れて作業した。
手作業の田植えはつらい。すぐに腰が痛くなってくる。それに真っ直ぐ植えられない。どうしても列が斜めになる。伊丹は泥に足をとられて泥の中でひっくり返った。それを助けようとした佃も泥まみれに。みんなで大笑いした。
田植機の故障の原因はトランスミッションだった。プーリー(力を伝える車輪のような部品)が劣化していたのだ。加納が代替えのプーリーを持ってきた。島津の修理で田植機は動きだした。
でも、田植機でも完全には真っ直ぐに植えられない。泥の中でも田植機は左右にぶれてしまう。その原因の1つがトランスミッションだ。
伊丹は農機具のトランスミッションを扱いながら、わずかな多少のブレが農作業に大きな影響を与えることを実感した。
トラクター、田植機、稲刈りをするコンバイン。どれも数百万かかり、農家にとって一生ものの買い物だ。満足してもらうには課題は山積みだ。農家にとっては当たり前の望みだけど、その当たり前を実現するのは難しい。だからこそ挑戦する価値がある。
思いを共有する佃と伊丹。
一同は自分たちの思いを確かめるために手作業で田植えをした。
帝国重工の信用調査当日・・・結果は
翌朝、信用調査の日が来た。
殿村の父・正弘(山本學)が心臓発作で倒れて救急病院へ運ばれた。心臓血管手術を前倒しで午後からやることになった。頼みの殿村は手術に付き添わないとならない。
代理は迫田滋(今野弘喜)に任された。
病室で目を覚ました父は殿村に
「お前、会社の大事があるんだろう。行ってやれ」
「行けるわけないだろう。これから手術なのに、少しは自分の心配をしろ」
「おまえの居場所はここじゃない。お前はサラリーマンなんだぞ」
父に促されて、会社に向かう殿村だった。
帝国重工の安本が部下を引き連れ佃製作所にのりこんできた。経理部長の不在に、
「なめてるんですか、あなた方は」
さらに、要求した資料のリストの中身を入れ替えて、用意していない資料を出せと言い出した。
「いい加減なもんだな。これだから中小企業は」
安本は一番の問題はギアゴーストの買収だと言い切る。「資産と言えるのは掘っ立て小屋同然の築50年の本社屋のみ。15億の損害賠償を請求されればひとたまりもない」
「ギアゴーストにあるのは使われてもいない特許や技術的知見だけだ。買収した後、不満に思って技術者が流出したら? 新たな特許侵害が指摘されたらどうなる?」
「あなた罪深い空箱を買うのに虎の子の金を投じようとしているのですよ」
会社全体でギアゴーストの買収に賛成していることに対して
「馬鹿ばっかだな」と一蹴。
「帝国重工で、伊丹と島津は何の役に立たなかった三流の人間ですよ。ギアゴーストは損害賠償そのもののような会社ですよ」
安本は取引を打ち切る結論を報告すると宣言し、立ち去ろうとする。
その時、ドアを開けたのは殿村だった。殿村は実家に帰っても、不測の事態に備えて、あらゆる角度から質問を要求されても答えれる資料を用意していた。
「帝国重工向けのロケットバルブはギアゴーストの強力なしには作れなかったものです。一流の帝国重工が作れなかったものを作った伊丹さん島津さんの技術はは超一流なんです」
「安本さんが評価しているのは、過去の伊丹さん・島津さんだ。われわれにとって大事なのは、今であり、未来なんです。2人は素晴らしい信念を持った経営者であり技術者なんだ。そんなギアゴーストと一緒に未来を切り開こうとしているんだ」
「安本さんあなたは一流の目を持っているはずだ。その目でどうか正当な評価をくだしてくださいませんか」
佃のメンバーの必死の訴えに安本の心は動かされたようだ。
その後、殿村に連絡が入り、手術は無事に成功、心配なさそうだ。
「そうか。親父は強いな」
帝国重工に帰った安本はロケットを前にして里奈に言った。
「このバルブでコストが10億円削減できるそうだ。10億円の価値のあるバルブか」
安本は信用調査を問題ないと報告した。
「これで何の問題なく買収が進むんですね」
島津はほっとしたが、神谷が悪い知らせを持ってくる。
「ギアゴーストの開発が内部から洩れている疑いがあります。お二人にごく親しい人の中の誰かが……」
日曜ドラマ『下町ロケット2』3話の感想
信用調査は突破したものの、ヘビ野郎中川京一の動きは何か分からないし、内通者の正体も分かりません。そして、殿村の進退も気になります。
「下町ロケット」のおもしろさの中に意外なキャスティングの妙がありますが、今回は意地悪な信用管理員に古坂大魔王さん(最後はいい人だったけど)、帝国重工に取引を止められた社長さんに中尾彬さん。
中尾さんなんていつもは絶対に取引を停止する側なのに驚きました。
役者さんの新しい魅力を引き出してますよね。
日曜ドラマ『下町ロケット2』4話のあらすじ
https://youtu.be/GwYupAKP700
ギアゴースト買収へと本格的に動きはじめた矢先、神谷弁護士(恵俊彰)から呼び出され、「ギアゴーストの開発情報が外部に漏れている可能性がある」と告げられる。
佃製作所の社員たちは、特許侵害訴訟の勝訴へ向けてギアゴーストに協力し解決の糸口を探すが苦戦。そんな中、思わぬ形で内通者の存在を知ることになった伊丹(尾上菊之助)と島津(イモトアヤコ)は驚きを隠せず……。
一方、佃製作所の経理部長・殿村は仕事の傍ら、実家の農作業を手伝っていた。そんな中、ある重大な決心をして……。
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